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2026/04/24
コラム

高齢者介護における「お泊りデイサービス」とは?短期宿泊サービスの特徴

高齢者介護における「お泊りデイサービス」とは?短期宿泊サービスの特徴

高齢者の在宅介護では、家族の都合や体調などにより、一時的に夜間の見守りが難しくなる場合があります。そのような場面で利用されることがあるのが「お泊りデイサービス」です。日中に通っているデイサービス施設に宿泊できる仕組みで、短期間の利用を前提としたサービスです。本記事では、お泊りデイサービスの特徴や制度上の位置づけ、ショートステイとの違いについて解説します。

お泊りデイサービスとは?短期間宿泊できるサービス

お泊りデイサービスとは、デイサービス(通所介護)を利用している高齢者が、その施設に宿泊できるサービスを指します。通常のデイサービスは日帰り利用が基本ですが、必要に応じて夜間も施設で過ごすことができます。

このサービスは、長期間の入所を目的としたものではなく、あくまで短期的な宿泊利用を前提としたサービスです。例えば、家族が出張や冠婚葬祭などで自宅を離れる場合や、介護者が一時的に介護を行うことが難しい場合などに利用されることがあります。

また、日中は通常のデイサービスと同様に、食事や入浴、レクリエーションなどのサービスを受けながら過ごします。普段利用している施設で宿泊するため、日中と同じ環境で過ごすことになる点も特徴の一つです。

なお、お泊りデイサービスは介護保険の給付対象となるサービスではなく、通所介護事業所がデイサービスの時間外に提供する宿泊サービスです。厚生労働省から運営に関する指針が示されていますが、料金や宿泊日数、サービス内容などは事業所ごとに設定されている場合があります。

ショートステイとの違い

高齢者が宿泊できる介護サービスとして、ショートステイ(短期入所生活介護)があります。お泊りデイサービスと混同されることもありますが、制度上の位置づけや利用方法には違いがあります。

ショートステイは、介護保険サービスの一つであるため介護保険が適用され、配置医師(嘱託医)や生活相談員・機能訓練指導員などの専門職も配置されています。食事や入浴、排泄介助、機能訓練など生活全般の介護サービスが提供されます。

一方、お泊りデイサービスは、日中に利用しているデイサービスにそのまま宿泊する形で利用するサービスです。制度上は介護保険サービスではないため、宿泊に関する費用は基本的に自己負担となります。

また、ショートステイはケアプランに基づいて利用することが一般的で、事前の予約や調整が必要となる場合があります。これに対し、お泊りデイサービスは通所介護の利用者が短期間宿泊する形で利用されるケースが多く、利用方法や予約の仕組みは事業所ごとに異なります

このように、両者は宿泊できるという点では共通していますが、制度上の位置づけや利用方法などに違いがあります。

お泊りデイサービスの利用場面

お泊りデイサービスは、在宅介護を続ける中で一時的に宿泊が必要となる場面で利用されることがあります。

例えば、介護を行っている家族が出張や仕事で夜間の介護ができない場合や、冠婚葬祭などで自宅を離れる必要がある場合です。また、介護者の体調不良などにより、一時的に介護体制を調整する必要が生じた場合に利用されるケースもあります。

ただし、お泊りデイサービスは長期間の宿泊を前提としたサービスではありません。多くの事業所では数日程度の短期利用を想定しており、宿泊可能日数や受け入れ人数などは事業所の運営体制によって異なる場合があります。

また、お泊りデイサービスを実施する場合、提供開始前に都道府県等へ届出が必要です。運営や設備などについては、厚生労働省が示す「宿泊サービスに関する指針」をもとに、各自治体が確認を行う仕組みになっています。

そのため、継続的な宿泊や長期的な介護が必要な場合には、ショートステイや入所施設など別の介護サービスを検討する必要があります。

まとめ

お泊りデイサービスは、デイサービス利用者が同じ施設で短期間宿泊できるサービスです。介護保険の給付対象ではなく、通所介護事業所が時間外に提供する宿泊サービスとして実施されています。厚生労働省の指針に基づいて運営されますが、料金や宿泊日数などは事業所ごとに異なります。ショートステイなど他の宿泊サービスとの違いを理解することが大切です。