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2026/04/21
コラム

障害者の住まい選び|グループホームと入所施設の違いとは?

障害者の住まい選び|グループホームと入所施設の違いとは?

障害のある方が生活する場所にはさまざまな選択肢がありますが、よく比較されるのが「グループホーム」と「入所施設」です。どちらも生活の場を提供する福祉サービスですが、支援内容や生活スタイル、対象者などに違いがあります。本人にとって安心して暮らせる環境を選ぶためには、それぞれの特徴を理解することが大切です。本記事では、障害者向けグループホームと入所施設の違いについてわかりやすく解説します。

グループホームとは?サービス類型によって支援内容が異なる

障害者グループホームは、障害のある方が地域の住宅で共同生活を送りながら支援を受ける住まいで、「共同生活援助」という障害福祉サービスの一つです。ただし、ひとくちにグループホームといっても、サービスの提供方法によっていくつかの類型があり、それぞれ支援体制や対象となる利用者が異なります。
主なサービス類型には、介護サービス包括型・外部サービス利用型・日中サービス支援型・サテライト型などがあります。
例えば、介護サービス包括型は、食事や入浴、排せつなどの日常生活の支援や介護をホームの職員が提供するタイプで、夜間の見守りなども含めた生活支援を受けることができます。生活全般のサポートをホーム内で受けられるため、一定の支援が必要な方に利用されることが多いとされています。
一方、外部サービス利用型は、入浴や身体介護などを訪問介護などの外部事業所と連携して提供する仕組みです。ホームでは主に相談支援や生活面のサポートを行い、必要な介護サービスは外部サービスを利用します。そのため、比較的自立度が高い方に適しているとされています。
また、日中サービス支援型は、日中も含めて24時間体制で支援を受けられるのが特徴です。通所や就労が難しく、日中も見守りや支援が必要な方を対象とするケースが多く、比較的支援ニーズが高い方の生活を支える役割があります。
さらに、サテライト型住居は、グループホームの本体住居と連携しながら一人暮らしに近い形で生活する仕組みです。将来的に単身生活を目指す方のステップとして利用されることもあります。
このように、障害者グループホームはサービス類型によって支援体制や生活スタイルが異なります。本人の障害の程度や生活の希望に合わせて、適したタイプを選ぶことが大切です。

入所施設とは?生活全体を支える支援の場

入所施設(障害者支援施設)は、障害のある方が施設に入所し、日常生活の支援や介護を受けながら生活する施設です。食事や入浴、排せつなど生活全般の支援を受けることができ、常時介助が必要な方や重度の障害がある方が利用することが多いとされています。
入所施設は、20人以上の利用者が生活する比較的大きな施設である場合が多く、専門スタッフが常時配置されているため、手厚い支援を受けられる点が特徴です。医療的ケアが必要な方や、家族による在宅介護が難しい場合にも生活の場として利用されています。
また、施設内で日中活動や生活介護などの支援を受けるケースもあり、生活の多くが施設内で完結することもあります。支援体制が整っている一方で、グループホームと比べると生活の自由度はやや低いと言えます。

グループホームと入所施設の主な違い

グループホームと入所施設は、どちらも障害のある方の生活を支える施設ですが、目的や生活環境に大きな違いがあります。
まず大きな違いは「生活スタイル」です。グループホーム地域の住宅で少人数が共同生活を送る形式で、家庭に近い環境の中で生活します。一方、入所施設大規模な施設で生活する形となり、支援体制が整った環境で日常生活を送ることになります。
次に「対象者の違い」です。グループホーム比較的自立度が高い方を対象とすることが多いのに対し、入所施設重度の障害がある方や常に介助が必要な方が利用するケースが多いとされています。
さらに「施設規模」も異なります。グループホーム数人から十人程度の小規模な住まいですが、入所施設数十人以上が生活する大規模施設であることが一般的です。

このように、グループホームは地域生活を重視した住まい、入所施設は生活を包括的に支える支援の場という違いがあります。利用者の障害の程度や生活の希望によって、適した施設は異なります

まとめ

障害のある方の住まいにはさまざまな選択肢があり、その中の一つに「グループホーム」や「入所施設」があります。グループホームは地域での共同生活を通して自立した生活を目指す住まいであり、入所施設は日常生活全体を支える支援体制が整った施設です。それぞれ特徴が異なるため、本人の障害の程度や希望する暮らし方に合わせて選ぶことが大切です。