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2022/09/12
コラム

介護付き有料老人ホームの特徴とは?老人ホームや介護施設を検討している方は要チェック

介護付き有料老人ホームの特徴とは?老人ホームや介護施設を検討している方は要チェック

老人ホームに入居してから「こんなはずではなかった」と後悔しないためには、入居を検討する段階で費用入居条件はもちろん、入居してから受けられるサポートも重視して考えることが大切です。今回は、高齢者が入居できる有料老人ホームの種類と特徴サポートが充実している介護付き有料老人ホームについてご紹介します。

老人ホームや介護施設の中でも介護付き老人ホームは看護師常駐で健康管理をしてくれるから安心

高齢者が入居できる老人ホームには、特別養護老人ホームや有料老人ホームなどがあります。特別養護老人ホームは、介護保険の利用だけでなく、所得に応じた減額が受けられることもあるので費用が抑えられます。一方、有料老人ホーム減額制度などはありませんが、入居要件が特別養護老人ホームよりも厳しくないので、比較的入居しやすいのが特徴です。
また、有料老人ホームの形態には主に以下の3種があります。

■健康型有料老人ホーム

食事や家事のサポートがあるが、要介護になると退去

■住宅型有料老人ホーム

食事や家事のサポートがあり、介護は外部の介護保険サービスを利用

■介護付き有料老人ホーム

生活支援(食事・家事)だけでなく、身体介護も施設内で充足

健康型有料老人ホームの場合、元気なうちは問題ありませんが、介護が必要になった際には退去しなければならないので安心できません。しかし、住宅型有料老人ホームならば、訪問型の介護保険サービスも利用しながら暮らし続けられます。さらに、介護付き有料老人ホームは介護士だけでなく、看護師も居るので健康管理までしてもらえるのです。

掃除や洗濯といった生活支援も充実

介護付き有料老人ホームでは、身の周りの掃除や洗濯など必要な生活支援を十分に受けることができます。老後を豊かに過ごすためのレクリエーションサークル活動などもホーム内にあるので、一人で出歩くことができなくなっても趣味や交流を末永く続けられます。また、レクリエーションの一環としても行われるのが、リハビリテーションです。これにより、自立的な生活もサポートしています。
健康型有料老人ホームや住宅型有料老人ホームで、介護保険外の家事サービスや介護サービス、送迎サービスなどを利用するとかなりの費用が必要です。しかし、介護付き有料老人ホームでは介護度によって入居費が決まりますので、支出の振れ幅少なく、老後の資金計画を立てやすいという側面もあります。

健康管理や生活支援などの受けられるサポートも豊富

介護付き有料老人ホームには、24時間介護スタッフが常駐しているので、食事の準備を含む家事全般や、食事や排せつ、入浴などの身体介護など、介護が必要な高齢者が必要とする支援全般に対応が可能です。毎日健康管理が行われるため、病気を早期に発見ができ、大きな病気になる前に必要な医療につながることで、健康状態を保つことができるのです。
認知症が進んだり、病気が進行して寝たきりになったりしても、介護付き有料老人ホームは対応可能であり、看取りまで対応しているホームも少なくありません。体調が悪くなったことを理由に退去を迫られ、住む場所がなくなるという心配もないので、「終の棲家」だといえるでしょう。

今回のまとめ

老人ホームや介護施設の中でも、介護付き老人ホームは介護職員が24時間在中しているのが特徴です。掃除や洗濯などの生活支援から健康管理まで、看護師とも協力して行われます。介護度によって入居費が決まりますので、老後の資金計画を立てやすく、退去を迫られる心配もないので安心して生活することが可能です。老人ホームへの入居を検討しているなら、介護付き有料老人ホームについても調べてみましょう。