愛知県名古屋市の老人ホーム・介護施設紹介センターなら介護の窓口ケアまど「ケアまどニュース」ページ

NEWS

2024/02/07
コラム

老人ホームで介護浴槽を使用するメリット

老人ホームで介護浴槽を使用するメリット

自宅で介護をされている方や介護を必要としている方の中には自宅での入浴が困難になって施設入居を検討されている方もいるのではないでしょうか。実際に介護事業所での入浴にはどのようなメリットがあるのかご存知でしょうか。この記事では、介護事業所の介護浴槽を利用すると、利用者や入居者にとって、また介護者にとってどのようなメリットがあるかを紹介します。思っているよりも介護者・介護を必要とする方、双方に身体的負担のかかる入浴介護について、介護事業所や老人ホームを賢く利用することでどのように負担軽減できるのか考えてみましょう。

身体への負担がなくなり安心して介護浴槽を受けられる

老人ホームや介護施設には、大浴場や一般個浴のほかに、介護浴槽を完備しています。介護浴槽とは、一人での入浴が困難になった場合でも、体に負担をかけることなく入浴できる浴槽です。

最大のメリットは、より安全に介助を行うことができること、そして入浴時の身体的負担を軽減することです。介助される側は、服を着替える、浴槽に座るなどの動作による身体的負担を、介助者が付きそうことで軽減することができます。入浴動作を補助されるため、安心して入浴できます。同時に、介助することが前提の浴室では介護者の身体への負担も軽減され、安全に介助ができるようになります。これにより、介護者と介護を受ける側、双方の入浴の安全性や負担軽減がします。

老人ホームや介護事業所ならストレッチャー浴完備も

介護浴槽を使用することで、様々な入浴方法の選択肢が広がります。ストレッチャー浴座位入浴などの特殊な入浴方法が利用可能になります。そのため、介護度が高い方でも安全に入浴が可能になるのです。

介護施設では、要介護度が高く座位を保つことが難しい方には、ストレッチャー浴が適しています。この方法では、専用のストレッチャーに横になった状態で浴槽に入ることができます。ストレッチャー浴のメリットは、重度の障害があっても入浴が可能であり、介護者の負担も軽減できることです。

入浴介護サービスを利用することで介護者の負担も軽くできる

介護は身体的にも精神的にも重労働です。特に在宅介護では、介護者は入浴以外にも日常的に重い負担を背負うことになります。例えば起床の際に要介護者の身体を持ち上げる行為排せつ介護体位交換、その他にも細かなケアを行う必要があるかもしれません。入浴ができる介護サービスを利用することで、介護者の身体的および精神的な負担を大きく軽減する効果があります。老人ホームや介護施設の利用というと、入居して介護をしてもらうばかりではありませんデイサービスショートステイで、通所または短期の宿泊をしながら定期的に施設で入浴する方法もあります。

①専門的なサポートの利用

老人ホームや介護施設では、専門的なスタッフが介護を担当します。これにより、介護者は自身が苦手と感じる業務をプロに任せることができます。要介護者も安心してサービスを受けることができます。

②デイサービスやショートステイの活用

デイサービスやショートステイの利用によって、介護者は自身の休息時間を確保し、生活にメリハリをつけることができます。入浴のみの介護利用なども利用できる施設もあります。

今回のまとめ

介護浴槽の利用は、老人ホームや介護施設において多大な利益をもたらします。身体への負担の軽減、安全かつ快適な入浴の提供、さらにはストレッチャー浴などの特殊な入浴方法の選択肢があります。また、介護施設の利用は介護者の負担を大幅に軽減し、介護疲れを防ぐ効果があります。これらの点を考慮すると、老人ホームや介護施設の利用は、介護を必要とする方々とその家族にとって大きなメリットとなるでしょう。