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2024/01/08
コラム

体験入所が可能な老人ホームの見つけ方は?プランや希望施設を決めておこう

体験入所が可能な老人ホームの見つけ方は?プランや希望施設を決めておこう

老人ホームに入るなら、その前に一度体験入所をしてみたいという希望をお持ちの方も多いでしょう。しかし、すべての老人ホームが体験入所できるわけではないため注意が必要です。では、どうやって体験入所できる老人ホームを見つければ良いのでしょうか。ここでは、体験入所できる老人ホームの見つけ方についてご紹介します。

老人ホーム紹介センターに体験入所が可能な施設について相談する

体験入所できる老人ホームを見つける方法として挙げられるのは、老人ホーム紹介センターへの相談です。老人ホーム紹介センターとは、老人ホームを探している人入居者を募集している施設マッチングさせる事業者のことを指します。市区町村の相談窓口と異なり、居住地域以外の施設も含た広いエリアで探せるのがメリットす。また、老人ホーム紹介センターは老人ホームに関する豊富な情報を持っているため、体験入所できる施設を探しやすいでしょう。さらに、ほとんどの老人ホーム紹介センターが無料で利用できるので、センターによっては施設見学の手続きも代行も依頼することも可能です。

ただし、提携している老人ホームが少ない紹介センターも存在します。そのようなところに頼むと逆に選択肢が減ってしまう恐れがあるため、複数の紹介センターから選ぶ場合には、ホームぺージの情報度や、どの程度の施設が紹介できるのかなどを事前に確認しておきましょう。

ケアマネージャーやソーシャルワーカーに希望施設やプランを相談する

すでに介護サービスを利用中の方であれば、ケアマネージャーに相談し、体験入所可能な施設を聞いてみる方法もあります。ケアマネージャーとは、介護保険制度に基づいてケアプランを作成したりサービス事業者との調整を行ったりする介護保険に関するスペシャリストで、ケアマネージャーが作成したケアプランに基づいて、現在利用している介護サービスが選定されています。ケアマネージャーは、利用者の普段の様子や利用している介護サービスの内容などを把握しており、施設選定の相談にも対応します。この相談時に体験入所ができる施設があるか、自身にとってその施設が合っているかなどを聞いてみましょう。

病院に入院中の方であれば、ソーシャルワーカーに相談してみましょう。ソーシャルワーカーとは生活相談員全般のことを指し、医療・福祉・介護などに関する相談が可能です。退院後に自宅に帰ることが困難な方などは、介護・医療面での健康状態を踏まえてソーシャルワーカーと相談しながら体験入居可能な施設がないかを相談すると良いでしょう。

行政の相談機関や民間の支援センターでも老人ホームや介護施設を探せる

お住まいの地域にある役所の「高齢者福祉課」や「介護保険課」などの窓口、地域包括支援センターなどでも老人ホーム探しの相談にのってくれることがあります。地域包括支援センターとは、介護・医療・保険・福祉などの面から高齢者やその家族の生活を支える総合窓口です。高齢者総合相談センターと呼ばれる場合もあります。地域包括支援センターにはさまざまな専門家が常駐しているため、体験入所が可能な老人ホームを見つけたいと相談すれば、探すための方法などをアドバイスしてもらえるでしょう。

ただし、役所の窓口と地域包括支援センターの場合、相談できるのは居住地域内の施設のみです。居住地域以外の施設を探す場合は、民間の老人ホーム紹介センターを利用したり、インターネットを利用して体験入所が可能な施設を探す方法が良いでしょう。

今回のまとめ

自分に合う老人ホームを見つけるためには、見学だけでなく体験入所で実際に生活してみるのもおすすめです。体験入所が可能な老人ホームを探す方法として、老人ホーム紹介センター、ケアマネージャーやソーシャルワーカー、行政の相談機関や民間の支援センターなどへの相談が挙げられます。