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2024/01/04
コラム

遠方に住む両親が老人ホームや介護施設へ移り住む場合の流れ

遠方に住む両親が老人ホームや介護施設へ移り住む場合の流れ

遠方に住む自分の両親が高齢になった場合、一緒に住んで面倒を見るのが難しいケースも少なくありません。そのような場合は、老人ホームや介護施設へ入所するのも一つの方法です。しかし、どうやって老人ホームや介護施設を見つければ良いのでしょうか。ここでは、遠方に住む両親が老人ホームや介護施設へ移り住場合の流れについてご紹介します。

老人ホームや介護施設に連絡して施設見学を行う

大切な家族がこの先、生活していく老人ホームや介護施設は、入居者だけでなく家族も見学しておく必要があります。パンフレットなどの資料からでも情報を得られますが、実際に自分の目で見て得られる情報の多さとは比べ物になりません。設備の詳細入居している方や介護職員の雰囲気費用の詳細などは、施設で直接確認するのが賢明です。

施設を見学する際は、事前に施設へ連絡を入れて見学予約を取りましょう。急な訪問では担当者が不在で十分な説明が受けられない可能性があります。また、施設を見学する際は、入居者本人だけでなく家族介護に関する知識が豊富な人が同行すると安心です。複数人で見学すると、1人では見逃してしまう、あるいは思いつかないような疑問や質問などもカバーできます。入居後に後悔しないためにも、事前に複数人で施設見学しましょう。

施設見学の候補を事前に絞り込む

老人ホームや介護施設を見学すると言っても、闇雲に見学すれば良いわけではありません。見学したい施設の候補を事前に絞り込んでおくことが大切です。両親が居住を希望する地域と入居する際の希望条件を明確にしてから、施設を検索しましょう。インターネットで希望地域の施設を検索する、親の居住地域内であれば役所の福祉課など公的機関へ相談する、民間の紹介センターを利用するといった方法があります。居住したい地域のなどでピックアップした施設から希望条件に近い施設を絞り込み、見学を申し込むという流れがスムーズです。

施設の見学は1~2時間ほど、1日に1~2施設が目安とされていますが、見学する施設が多すぎると時間の問題はもちろん、膨大な情報量に混乱してしまうこともあります。特に親が遠方に住んでいる場合は、子どもが現地へ行くだけでも時間がかかります。見学する施設の候補は3つほどに絞るのがベストです。3施設ほどであれば見学にかかる負担も軽減できますし、施設同士の比較検討がしやすくなります。

移り住む際の費用を両親と確認する

入居者の希望に合った老人ホームや介護施設が見つかったら、申し込みへ進むことになるでしょう。施設に入居してそこで生活していくとなれば、当然ながら費用がかかります。親が自ら費用を全額支払うのか、あるいは親族費用を一部負担するのかなど、施設の費用をどう工面するのか両親と確認ておいてください。

入居する施設の種類提供するサービス内容居室の広さ入居者の要介護度などの条件によって施設の費用は異なるため、せっかく希望に沿った施設に入居出来ても、支払いが滞ってしまうと退去に追い込まれかねません。施設を選ぶ際は、まずは施設にかけられる予算の上限を決め、希望する条件に優先順位をつけてから施設を絞り込むのがおすすめです。

今回のまとめ

両親が老人ホームや介護施設へ移り住むことになった場合、施設にかけられる予算、希望条件などを整理し、候補の施設を3つ程度に絞りましょう。入居者本人と家族で候補の両親を見学したのち、気に入った施設があったら申し込むというのが一般的な流れです。