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2023/09/19
コラム

元気なときから老人ホームに入居するメリットと健康寿命の延ばし方

元気なときから老人ホームに入居するメリットと健康寿命の延ばし方

老人ホーム」と聞くと、介護が必要な高齢者が入居する場所というイメージがあるかもしれません。しかし、元気なうちから入居することで得られる様々なメリットもあることをご存じでしょうか。ここでは、自立している高齢者が老人ホームに入居するメリットを解説します。

老人ホームや介護施設に元気なときから入居するメリット

自立している高齢者でも入居できる老人ホームや介護施設はいくつかあり、施設によっては60歳から入居可能です。例えば、公的施設では自立型ケアハウス、民間施設ではサービス付き高齢者向け住宅一部の住宅型有料老人ホームなどです。自立しているうちに入居するメリットをいくつかご紹介します。

メリット1:健康寿命を延ばす

これらの施設では栄養バランスを考えた健康的な食事や、運動プログラムが提供されます。元気なうちから健康を維持し、介護が必要になるような身体機能の低下を防ぐ手助けとなります。こうした環境で規則正しく生活することで、健康的に過ごせる期間、つまり健康寿命を延ばせる可能性があります。

メリット2:スタッフが常駐

これらの施設の多くが24時間365日スタッフが常駐、もしくは、夜間オンコール体制で誰かが駆けつけてくれる仕組みになっています。更に介護士や看護師が常駐している施設であれば、緊急時に介護や医療のケアを受けられるため、より安心して過ごせるでしょう。

メリット3:様々な人との交流

老人ホームや介護施設では、同じ年齢や趣味を持つ人々と交流できます。これにより、孤独感や孤立感を解消し、生きがいを感じられるようになるでしょう。他社との交流は、認知機能面でも良い影響があるとされています。

このように、元気なうちから老人ホームや介護施設に入居すると、独居では得られないメリットが少なくありません。

老人ホームや介護施設への入居で生活リズムが整う

生活リズムが崩れると、質の良い睡眠十分な食事がとれなくなったり、運動不足に陥ったりすることがありますが、このような生活習慣が認知症につながる可能性も指摘されています。そのため、老人ホームや介護施設では、入居者の生活リズムを整えるために様々なサポートしているのです。

例えば、朝は決まった時間に起床し、8時頃には朝食を摂ります。午前中は一般的には自由時間ですが、施設によっては入浴生活リハビリなどを設けている時間帯です。昼食後には交流や運動機能や認知

機能の維持向上を目的としたレクリエーションなどが行われ、15時には水分補給や栄養補給を目的としたティータイムが設けられます。18時頃に夕食を摂り、その後は自由に過ごして21時頃、決まった時間になると消灯します。

このように、施設では規則正しい生活を送るための環境とタイムスケジュールが整えられています。

老人ホームや介護施設で交友関係を築くコツと健康寿命の関係性

老人ホームや介護施設で交友関係を築くと、社会的自立を促進するだけでなく、健康寿命を延ばす効果も期待できます。交友関係がないと、孤独感や孤立感に陥りやすくなり、心身の健康に悪影響を及ぼす可能性があるからです。社会的孤立は認知症につながる要因の一つとも言われているため、認知症の予防という観点からも他者との交流は欠かせません。

交友関係を築くためには、まずは自分から積極的に話しかけましょう。趣味や好きなことについて話したり、相手の話を聞いたりして共通の話題を見つけると交流を深めやすくなります。また、他の入居者と交流する機会をより増やすために、積極的にレクリエーションやイベントに参加することも大切です。

今回のまとめ

老人ホームへの入居は、介護が必要な高齢者にとっての最後の砦と思われがちですが、元気なうちから入居することで、健康寿命を延ばせるというメリットがあります。生活リズムが整い、健康的な食事や運動プログラムが提供されますし、介護スタッフによるサポートなども受けられるためです。また、同年代や趣味を持つ人々と交流すると、社会的自立や認知症の予防などの効果も期待できるでしょう。