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2022/10/17
コラム

訪問前にチェックしておきたい!老人ホームの入居者への差し入れに喜ばれる物

訪問前にチェックしておきたい!老人ホームの入居者への差し入れに喜ばれる物

老人ホームや介護施設への面会の際に、入居者へ差し入れを持っていきたいと考える方も多いようです。しかし、『何を持参すれば喜んでもらえるか』や、『持ち込んではいけないものがあるのか』と悩んでしまうかもしれません。この記事では、老人ホームや介護施設を訪問前にチェックしておきたい、入居している人に喜ばれる差し入れと、気を付けたいことについてご紹介します。

老人ホームや介護施設の差し入れは飲食物や日用品が定番

老人ホームや介護施設は、プライベートな空間が限られてることや、持ち込める物に制限がある場合も考えられるため、かさばる物や飾る物は避ける方が良いでしょう。入居者が好きな飲食物日用品など、無駄にならない物が喜ばれます。食べ物の場合は、施設から食事が提供されていることが多いので、ちょっとしたおやつがおすすめです。
ただし、食べ物を飲み込む嚥下機能が低下している方へ差し入れる食べ物には注意しましょう。お餅のような粘度の高いものは窒息のリスクを高めるので避けましょう。また、おせんべいクッキーはパサパサして口の中でまとまりにくいので注意が必要です。プリンゼリー水ようかんなど、口に残らず飲み込めるものがおすすめです。栄養ドリンクやヤクルトなども人気があります。
日用品であれば、少し高級なティッシュペーパーやウェットティッシュなど、使い心地が良い物を選ぶと喜ばれることが多いようです。

老人ホームや介護施設の中でも楽しめる手芸用品

読書が好きな人ならマンガ雑誌などの差し入れもおすすめです。また、時間をかけて楽しめる物も意外に喜ばれます。例えば、クロスワードパズル数独大人の塗り絵と色鉛筆、ペーパークラフトや手芸用品などが挙げられます。
ただし、時間をかけて楽しめる物を差し入れる場合には、何が欲しいかを予め聞いてみるのが一番です。例えば、入居する前に手芸が好きだったとしても、心身の衰えと共にできなくなってしまうこともあるからです。直接聞けない場合には、面会の際にどんなことを楽しんでいるかを教えてもらってから選ぶと安心です。

差し入れは、入居者の心身の状態と好みに合わせて選ぶ

差し入れは、量ではなく質で選ぶのがポイントです。まずは、入居者の好みに合う飲食物や日用品を少量差し入れ次の面会でのリクエストがないかどうかを聞いてみるという方法もあります。
また、心身の状況に合わせた差し入れをすることも大切です。飲食物は飲み込みの状態を確認し、日用品はいつもどんなものを使っているかをチェックしておくと、配慮すべきポイントを掴みやすくなります。

気を付けたいこととして、し入れを渡した相手が他入居者におすそ分けをしてしまうと、事故やトラブルが起こり得る点です。例えば、本人は嚥下できる食べ物でも、おすそ分けした相手が誤嚥する恐れは十分にあります。できる限り、好みのものを1人分だけ差し入れるようにしましょう。また、消耗品以外では、家族の写真メッセージ付きのおしゃれなカードなども、会えない時間にも心が和む贈り物としてとても喜ばれますよ。

今回のまとめ

老人ホームや介護施設では、日常生活に必要な物や食事に困ることはありません。しかし、施設の種類や入居者の心身の状況によっては、外出がままならないこともあるでしょう。そのような方は、誰かが面会に来てくれるだけでも嬉しいものです。
面会時には入居者により喜んでもらうために、差し入れを持参したくなることは少なくありません。差し入れをする場合は、入居者の好みに合った物はもちろん、本人や他の入居者の安全に配慮した物を選ぶことをおすすめします。