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2022/10/14
コラム

入居前に必ずチェック!老人ホーム入居時に持ち込みできる物とレンタルする物

入居前に必ずチェック!老人ホーム入居時に持ち込みできる物とレンタルする物

老人ホームや介護施設に入居する際に、「何を持って行けばいいのか」と悩む方も多いのではないでしょうか。老人ホームでは限られた空間の中で生活をするため、あまりたくさんの物は持って行くことができませんが、レンタルできる物もあります。まずは、持込ができる物レンタルできる物、そして持込が禁止されている物が何かを知っておきましょう。

老人ホームや介護施設では日用品やリネン類の持ち込みは可能

老人ホーム等の介護施設では、入居者の方が普段と同じように過せるように、普段使用している日用品やリネン類の持ち込みが可能です。まずは、持ち込み可能な物を見てみましょう。

■日用品:洗面道具や衛生用品、眼鏡、靴(室内と外履き)、衣服等

施設によってはオムツや入浴で使用するシャンプー等も必要になることがあります。

■リネン類:タオルや布団、シーツ、カバー類等

多くの老人ホームにはランドリールーム業者洗濯サービスが入っているため、衣服やリネン類を洗い替えとして大量に持ち込む必要はありません。また、施設内は冷暖房完備なので、冬の間もちょっとした羽織る物ひざ掛けがあれば対応できます。リネン類や衣服は一括で洗濯をするため、誰の物かわかるように全てに記名しておいてください。

■家具電化製品:衣装ケースや棚、テレビ、冷蔵庫

介護施設によっては居室に収納がないこともあるため、入居する前によく確認することが大切です。ない場合は、私物を入れる家具が必要になります。家電では、テレビは持ち込み可能なケースがほとんどです。本人の状態にもよりますが、冷蔵庫電子レンジ電気ケトルなどの持ち込みが可能な施設もあります。

刃物類や火気器具は入居時の持ち込み厳禁

老人ホームでは普段使用している日用品の持ち込みが可能ですが、刃物類火気器具など危険物は持ち込み不可となっています。理由は入居者の中には認知症など様々な症状の方がいるため、時には危険物の取り扱いでトラブルになるケースがあるからです。
入居者の皆さんが安全に老人ホームで生活していくためにも、危険物の持ち込みは止めるようにしましょう。ここでは具体的にはどのような物が禁止されているのかご紹介します。

■刃物類

刃物類は包丁ナイフの他に、ハサミ裁縫で使用する針も基本的には持ち込みが禁止されています。

■火気器具

火事の元になるような物は持ち込みが禁止されています。例えばライターロウソク線香等の火気器具です。仏壇を持ち込む場合、ロウソク火を使わないLEDタイプを使うと良いかもしれません。

車椅子はレンタルできる老人ホームや介護施設が多い

居室で日常的に使うものは、普段から使い慣れているものを持ち込む方が多いようです。食器類や衛生用品、衣服等の細々したものについては、特別新しいものを揃えなくてもよいでしょう。では、車椅子や介護用ベッド等は、準備する必要があるのでしょうか。

■車椅子や介護用ベッドを用意する必要がない場合

車椅子介護用ベッドは、要介護状態の方には得に場合には欠かせません。老人ホームによっては照明器具、家具等だけでなく、介護用ベッドが備え付けられている施設もあります。まずは入居前に確認するのがおすすめです。また、最近では車椅子や介護用ベッドをレンタルする施設も少なくありません。入居者ご自身で揃えなくても、入居する老人ホームや介護施設での状況に合わせて、レンタルを活用しても良いでしょう。

■自分専用の介護用品を使いたい場合は 老人ホームに要相談

介護状態によってはレンタルできない方や、レンタルではなくご自身で購入した介護用品を使用したい方もいるはずです。その場合は、持ち込みできるかどうか、まずは入居する老人ホームに問い合わせてみる必要があります。

今回のまとめ

老人ホームや介護施設への入居は引っ越しと同じです。高齢者にとっては、住み慣れた家を離れて新しい生活を始めることに、精神的な負担を感じる方も少なくありません。そのような場合、普段から使用している身の回りの物があると安心するという高齢者の方も多くいます。持って行く物を選ぶ際には、新しく揃える物とそうでない物を事前に相談して決めるのがおすすめです。