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2022/07/16
コラム

地域の人や家族との交流が楽しめる老人ホームや介護施設の人気イベント

地域の人や家族との交流が楽しめる老人ホームや介護施設の人気イベント

老人ホームや介護施設は介護を要する高齢者が生活する場所ですが、一定の生活パターンが続くため、単調な生活にならないように数々のイベントが実施されています。
家族や地域も交えることで社会的な繋がりを保ったり、リハビリテーション的な要素も盛り込んだりすることで、毎日の生活がより楽しいものに変わるのではないでしょうか。
今回は、老人ホームや介護施設内で開催するイベントの中でどのようなものが入居者に人気なのか、季節を感じるもの・家族や地域と一緒に楽しめるものに分けてご紹介します。

季節感を取り入れた老人ホームや介護施設の人気イベント

季節感を取り入れるイベントは在宅で生活する人たちと同じようなものの人気が高く、老人ホームや介護施設の入居者から喜ばれます。例えば、春の訪れを告げる節分は定番の豆まきに加え、恵方巻きを楽しむ習慣も定着してきました。老人ホームではより入居者が楽しめるよう、鬼に見立てた職員に豆をまいたり、恵方巻きを一緒に作ったりという工夫が凝らされています。
季節行事の定番として、春の花見も忘れてはいけません。入居者は外出の機会が減ってしまうため、花見スポットへ外出するだけでも喜んでもらえるでしょう。適度な刺激は心身共に良い影響を与えてくれます。
他にも、家庭で行う季節行事を取り入れるだけで入居者は季節感を味わうことができ、生活に対するメリハリが期待できるのが特徴です。

家族参加型の人気イベント

老人ホームや介護施設で生活する高齢者は普段家族と離れて暮らしていますが、面会の頻度が少ない家族もいるでしょう。そのため、入居者との面会にも繋がる「家族参加型のイベント」も実施されています。
新年会夏祭りは季節を感じるだけでなく、家族も参加できるイベントとして入居者の家族からも非常に喜ばれるイベントです。いずれもお正月やお盆など、家族も休暇を取りやすい時期なので、入居者と家族両方がゆっくり過ごすこともできます。
また、夏祭りなど屋外で開催するイベントもあります。家族だけでなく地域の人も一緒に盛り上がって楽しめるのが特徴です。中には売店を出すところもあり、夏のひとときをみんなで共有することもできます。
離れて暮らす家族にとって、入居者は大切な仲間です。家族や地域の人たちと一緒にイベントを行えば、みんなが楽しめるイベントとなるでしょう。

地域の人と交流できる人気イベント

季節や家族参加型のイベント以外にも、地域の人と触れあう機会として、施設によっては異世代交流バザーを実施するところもあります。
異世代交流は主に就学前の児童が幼稚園・保育所ごとに老人ホームを訪問するというもので、一緒に歌を歌ったり、折り紙を折ったりしてコミュニケーションを図るものです。また、自分の孫やひ孫の世代にあたる子どもたちを目にすることで、癒しを感じる入居者もいます。
さらに、地域の町内会と連携してバザーを開催するというのも、交流イベントの一つです。得意分野を発揮した品物を作る点や、購入者とのコミュニケーションが図れる点などが、単調になりがちな入居生活にアクセントを加えられます。

今回のまとめ

老人ホームや介護施設で行うイベントは、日々の生活にハリを与えるため、入居者を喜ばせるための様々な工夫が凝らされています。特に家族や地域の人と一緒の時間を過ごすイベントは、社会から孤立させないという重要な役割を担っているのが特徴です。ここでご紹介したイベントはほんの一例であり、入居者を楽しませる独自のイベントが他にも数多く実施されています。イベントだけでなく、老人ホームや介護施設では入居者がより充実した暮らしを送るため、様々な取り組みを行っていくことが大切です。