愛知県名古屋市の老人ホーム・介護施設紹介センターなら介護の窓口ケアまど「ケアまどニュース」ページ

NEWS

2026/02/16
コラム

【施設選び】老人ホーム探しで失敗しやすい“見落としポイント”

【施設選び】老人ホーム探しで失敗しやすい“見落としポイント”

老人ホーム選び』は人生の大きな選択ですが、見落としやすいポイントが意外と多くあります。「立地」や「ぱっと見ただけの月額」で選んだ結果、思わぬトラブルや後悔につながることも。本記事では、失敗しがちなポイントを具体例とともに整理し、後悔しない施設選びのヒントを紹介します。

ホームの「基本情報」で見落としやすい点

入居時一時金の“意味”は施設ごとに違う

施設によっては、月額費用とは別に「入居時一時金」が必要になる場合があります。この一時金は、すべての施設で同じ意味を持つわけではありません。

たとえば、以下のような異なる性質があります。

  • 敷金・保証金として預かるお金

  • 退去時の居室クリーニング代や原状回復費用に充てるもの

  • 入居準備金として支払う費用 など

また、退去時に返金されるのかされる場合はどの条件でいくら戻るのかといったルールもさまざまです。金額だけでなく、「何のためのお金なのか」「返金の有無と条件」を必ず確認しましょう。

月額利用料に「含まれていない費用」がある

ホームページやパンフレットに記載されている月額利用料は、家賃や管理費のみが表示されているケースも多く、次のような費用が含まれていないことがあります。

  • 食費

  • 介護サービス費(自己負担分)

  • 医療費

  • 日用品代

特に注意したいのが、サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)や住宅型有料老人ホームのうち、居室内にキッチン設備があるなど、自立した方向けの施設では、「食事は必要な方のみ別契約」となっており、月額費用の目安に食費が含まれていないことがあります。

また、ナーシングホームのように、医療依存度の高い方を主に受け入れる施設では、経口摂取される方が少ないため、月額費用の目安に食事代が含まれていない場合もあります。この点を知らずに契約すると、想定外の出費につながることがあります。

入居前に「費用の全体像」を把握しておく

施設紹介サイトパンフレットに記載されている「月額費用の例」は、一見すると分かりやすく見えますが、実際には何が含まれていて何が別料金なのかが分かりにくい場合があります。詳しい内容は、施設見学や面談の際に説明があり、入居前に渡される「重要事項説明書」にも明記されています。不明点があればその場で遠慮せず質問し、入居前に費用の全体像をしっかり把握しておくことが、後悔しない老人ホーム選びにつながります。

見学で気づきにくい「暮らしの実情」

ホームのパンフレットや説明会だけでは見えない“暮らしの実情”も、見学時にしっかり確認したいポイントです。

まずは日常の生活動線。居室から食堂、浴室、トイレなどの施設内の移動距離段差の有無手すりの位置などは、実際に暮らすうえで大きな影響があります。見学時には、職員に案内してもらうだけでなく、自分のペースで歩いてみると気づきが多くなります。

次に、利用者同士・職員との交流の様子静かな環境を好まれる方か、職員や入居者同士の交流が盛んで賑やかな雰囲気を好まれる方かによって、同じ環境がプラスに働くかストレスになってしまうかが変わります。食事の時間レクリエーションの様子を覗いてみると、ホームの空気感が見えてきます。

さらに、レクリエーションやイベントの頻度と内容も大切です。体操、趣味活動、季節行事の実施状況利用者の参加率を聞くことで、そのホームの利用者が“どんな暮らしをしているか”が見えてきます。

「契約前後」でよくある落とし穴

老人ホーム選びで契約後に後悔しやすいのが、契約書の読み込み不足す。特に以下の点は細かい文字で書かれがちですが、重要な内容です。

  • 費用の変更条件:介護度の上昇によって費用がどのように変わるのか

  • 解約手数料・返金ルール:短期間で退去した場合の費用負担

  • 事故やケガの責任範囲:施設利用中の事故対応と補償

また、家族が「ここなら安心」と思った直感だけで決めてしまい、後から別の重要条件に気づくケースもあります。たとえば、家族との面会時間や面会方法(予約制か自由か)、外出・外泊のルールなど、日々の生活に密着したルールは後から影響が出やすい項目です。

まとめ

老人ホーム選びでは、費用・契約・日常の暮らし・将来の変化への対応など、見落としやすいポイントが多くあります。パンフレットだけでなく実際に滞在感や生活動線を確認し、契約内容を細部まで読み込むことが大切です。後悔しない選び方で、安心できる老後生活を実現しましょう。