愛知県名古屋市の老人ホーム・介護施設紹介センターなら介護の窓口ケアまど「ケアまどニュース」ページ

NEWS

2025/04/14
コラム

高齢者の骨粗しょう症を予防するための対策とは?食事・運動療法を解説

高齢者の骨粗しょう症を予防するための対策とは?食事・運動療法を解説

高齢になると骨がもろくなり、骨折しやすくなる「骨粗しょう症」を発症するリスクが高まります。特に、転倒による骨折は要介護の原因にもなるため、予防が重要です。本記事では、骨粗しょう症の原因や食事・運動療法を中心とした予防策について解説します。

骨粗しょう症とは

骨粗しょう症とは「骨密度が低下して骨がもろくなり、骨折しやすくなる疾患」です。進行すると骨折のリスクが高まり、日常生活に支障をきたします。特に高齢者では、転倒による骨折がきっかけで、寝たきりになるケースも少なくありません

主な症状は、以下のとおりです。

・骨がもろくなり、軽い衝撃でも骨折しやすくなる
・背中や腰の痛みが続く
・身長が縮む、姿勢が悪くなる
・背中が曲がる(円背)

骨粗しょう症は自覚症状が少ないため、早期発見と予防が大切です。

骨粗しょう症の原因

骨粗しょう症は、加齢やホルモンの変化、生活習慣の影響を受けて発症します。本章では、骨粗しょう症の原因について説明します。

加齢

年齢を重ねると、骨を形成する「骨芽細胞」の働きが低下し、骨の密度が減少します。特に、50歳以上の方は骨の新陳代謝が遅くなり、骨がもろくなりやすい状態になります。

閉経

女性は閉経後、骨の代謝を調整するエストロゲン(女性ホルモン)の分泌が減少し、急激に骨密度が低下します。そのため、閉経後の女性は特に骨粗しょう症になりやすい傾向があります。

生活習慣

栄養バランスの偏った食事、運動不足、喫煙、過度な飲酒などは、骨の健康を損なう原因となります。特に、カルシウムやビタミンDの不足は、骨密度の低下を加速させます。

骨粗しょう症を防ぐための対策

骨粗しょう症の予防には、食事・運動・生活習慣の改善が大切です。本章では、骨粗しょう症を防ぐための対策について解説します。

バランスの良い食事を摂る

骨の健康を維持するために、カルシウム・ビタミンD・ビタミンKを含む食品を積極的に摂取しましょう。

・カルシウム(骨の主成分)
牛乳、チーズ、ヨーグルト、小魚、小松菜、豆腐など
・ビタミンD(カルシウムの吸収を助ける)
鮭、いわし、サンマ、きのこ類(しいたけ・しめじ)、卵など
・ビタミンK(骨を強化する)
納豆、ほうれん草、ブロッコリー、小松菜、ニラなど

適度な運動を行う

骨の形成には、運動による適度な負荷が不可欠です。ウォーキングや軽い筋力トレーニングを習慣化することで骨を刺激し、骨量の減少を防ぐ効果が期待できます。

日光を浴びる

骨を作る「カルシウム」を吸収するためには、ビタミンDが必要です。ビタミンDは、日光を浴びることで体内でも形成されます。1日15〜30分程度、屋外で日光を浴びる習慣をつけましょう。

定期的に骨密度検査を受ける

骨粗しょう症は自覚症状が少ないため、定期的に骨密度検査を受けることをおすすめします。特に、閉経後の女性や高齢者は、年に1回の検査を目安に受診すると良いでしょう。

まとめ

骨粗しょう症は、高齢者にとって大きなリスクとなる疾患ですが、適切な食事・運動・生活習慣の改善によって予防が可能です。骨密度検査を定期的に受けることで、早期発見・対策につなげましょう。

骨粗しょう症の予防には運動が欠かせません。有松のような歴史ある街並みを散策することで、楽しみながら運動ができ、骨の健康維持にもつながるでしょう。しかし、高齢になると転倒リスクが高まり、適切なサポートが必要になる場合もあります。「介護の窓口【ケアまど】老人ホーム紹介センター 有松相談所」では、安心して過ごせる施設選びをサポートしています。将来の介護や住まいについてお悩みの方は、ぜひご相談ください。”介護の窓口【 ケアまど 】 老人ホーム紹介センター 有松相談所”