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2024/08/05
コラム

麻雀ができる老人ホームが増えている!期待できる効果や施設の選び方を解説

麻雀ができる老人ホームが増えている!期待できる効果や施設の選び方を解説

麻雀は戦略と運が必要なゲームで、お酒やたばこ、金銭がかかるイメージがあります。しかし近年、お酒やたばこ、賭け事を一切しない「健康麻雀」が老人ホームでもできると評判です。

本記事では麻雀ができる老人ホームについて、期待できる効果や施設の選び方を解説します。

麻雀ができる老人ホームが増えている

近年、入居者の認知症予防生活の質向上を狙って「麻雀」を取り入れる老人ホームが増えています。麻雀は記憶力や判断力を鍛える効果があり、従来の余暇時間の過ごし方であった囲碁や折り紙、計算問題などと比較すると圧倒的に入居者の満足度が高いです。

また他の入居者と交流する機会が増え、孤独感の軽減にも一役買います。「老人ホームに入居すると、寂しい思いをするのではないか」との家族の心配をよそに、入居者の楽しむ姿が見られるでしょう。

老人ホームで麻雀を楽しむことで期待できる効果

老人ホームで麻雀を楽しむことで期待できる効果に、認知症やうつ病の予防、記憶力の向上、老化の防止が挙げられます。それぞれ詳細に説明します。

認知症の予防

麻雀は脳を活性化させる複雑なゲームであるため、認知症の予防効果があります。麻雀は記憶力や計算力、戦略的思考を必要とし、これらのスキルを継続的に使用することで、脳の活性化を促します。

うつ病の予防

老人ホームで麻雀を楽しむことで入居者同士の交流を促進し、うつ病の予防に関与します。理由として、他の入居者との交流が孤独感を軽減させ精神的な支えとなるからです。

またゲームの勝敗や戦略を共有することで、達成感や楽しさを感じられます。日常生活に張り合いが生まれると、うつ病の予防に繋がります。

記憶力の向上

麻雀は記憶を多用するゲームです。具体的には牌の種類や並びを覚える必要があり、これにより記憶力が鍛えられます。また過去のゲーム展開や対戦相手の傾向を記憶することで、戦略を練る力も養われます。これらの活動により脳が活性化され、記憶力の維持や向上に役立つでしょう。

老化の防止

麻雀は記憶力や集中力、判断力を司る前頭葉や角回という脳機能を活性化させるため、脳の老化を遅らせる効果があります。また他の入居者とのコミュニケーションを通じて社会的な刺激を受けられるため、精神的な健康も保たれます。

麻雀ができる老人ホームの注意点

老人ホームを選ぶ際は「麻雀ができる」という事実だけで判断してはいけません。麻雀ができる老人ホームの注意点を解説します。

麻雀の設備の充実度は施設によって差がある

老人ホームの麻雀の設備は、施設によって差があるため事前の確認が必要です。ゲームセンターや雀荘さながらの本格的な設備があるケースと月に数回のレクリエーションとしてのみ行われているケースなど、施設によって充実度はさまざまです。

「麻雀ができると聞いて入居したけど、月に数回しかなかった」と後悔する前に、施設見学や情報収集の段階で麻雀を行う頻度を必ず確認しておきましょう。

老人ホームでの麻雀はあくまでも「健康づくり・仲間づくり・生きがいづくり」が目的です。健康麻雀では、純粋にゲームを楽しむことで認知機能の向上や社交性の促進が期待され、健全な環境で心身の健康を維持できます。

麻雀以外の要素も重視して、慎重に施設選びをする

「老人ホームで麻雀ができる」という事実だけで施設を選ぶのは、時期尚早です。医療・介護体制、食事の質、居住環境、リハビリ設備、スタッフの対応など確認すべきポイントはたくさんあります。

麻雀が楽しめるだけでなく包括的に満足できる施設を選ぶことで、入居者が快適で安心して過ごせる環境を整えられます。

まとめ

麻雀は認知症やうつ病の予防、社交性の促進が期待されるため、導入する老人ホームが増えています。ただ老人ホームを選ぶ際は、麻雀ができることだけに目を向けるのではなく、医療や介護サポート面など包括的に捉えるように意識しましょう。

麻雀以外にも、施設入所までに行っていた趣味や娯楽、切り離せない習慣などが入居者様ごとにあると思います。施設に入所したからと言って、今までの楽しみを切り離すことは寂しいですよね。介護の窓口【 ケアまど 】 老人ホーム紹介センター 有松相談所では、施設に入所後も同様に続けたい趣味などについてあればご相談ください。対応できる施設があるかお調べさせていただきます。
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