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2024/06/11
コラム

老人ホームの住み替える理由別の選び方・確認事項

老人ホームの住み替える理由別の選び方・確認事項

老人ホームに入居したものの、状況が変わって住み替えたくなるケースもあるかもしれません。住み替えには金銭や労力面の負担もあるため、なるべく満足度の高い施設を選びたいものです。そこで今回は、老人ホームの住み替える理由別の選び方や確認事項をご紹介します。

老人ホームの住み替えを考える理由

老人ホームは一度入居しても、状況が変わり住み替えが必要になるケースもあります。ここでは、住み替えを考えるきっかけとなる理由4つをご紹介します。

身体の状態(介護度)が変化した

身体の状態や介護度に変化があり、現状の老人ホームでは対応が難しくなる場合があります。病気の種類や必要な処置などに対し、それに伴う設備や職員配置がない施設では対応ができなくなります。その場合、老人ホーム側から退去を求められる可能性もあります。

金銭的に厳しくなった

介護度が上がるとサービス利用料の自己負担額が上がり、現状の介護サービスを受けるのが難しくなる場合があります。介護サービスは減らしたくないという場合、月々の家賃や食費など他の実費負担をを抑えるため、安い施設に住み替えをするという選択肢がでてくるでしょう。また、サポートをする家族の経済状況の変化があり、費用負担が困難になることもあるかもしれません。

ほかの入居者とトラブルがおきた

老人ホームは集団生活のため、なじむのが難しい方もいます。ほかの入居者とのトラブルがきっかけとなり、退去を希望する方もいるでしょう。施設側でも、相性の悪い方同士が顔を合わせないよう配慮される場合もありますが、トラブルが深刻化し施設側でも対応ができなくなると、退去せざるを得ない結果になることもあります。

いまの老人ホームのサービスに不満がある

入居者の方が老人ホームのサービスに不満があるため、退去を決定するケースもあります。老人ホーム内には生活相談員などがおり、相談内容によってはサービス内容を改善できることもあります。しかし、改善に費用がかかるなど対応できない相談内容もあり、不満が解消されない場合は退去が必要となるかもしれません。

【理由別】住み替え先の老人ホームの選び方

住み替え先の老人ホームを選ぶ際は、以前の老人ホームを退去した理由を考慮に入れるのがおすすめです。ここでは、4つの理由別の選び方をご紹介します。

身体が理由で住み替える場合

身体が理由で住み替える場合は、理由となった身体状況の対応ができる施設であるかを確認します。医療処置が必要なのであれば、その設備が整っているか、常に介護・看護が必要なのであれば、人員配置が整っているかなどです。受け入れできる体制などについては施設によってさまざまであるため、まず身体状況によって必要な処置などを把握しておくことが重要です。

また、現在の老人ホームを運営する会社の同系列の施設に入居できる場合があります。ひとつの会社がさまざまなタイプの施設を運営しており、介護度が高くなったり、医療処置が必要になっても受け入れる老人ホームを運営している場合、空きがあれば紹介をしてくれるケースがあります。同系列の施設に住み替えると、再契約時の費用負担が少ない、経営方針が似ているなどのメリットが得られる場合があります。

金銭面が理由で住み替える場合

金銭面が理由で住み替える場合、月額の費用負担が現在より少ない施設を探します。家賃や管理費、食費などの基本利用料はもちろんのこと、オムツやリネンなどの別途負担分などについてもお得なセットプランを用意している施設もあります。
基本現在の老人ホームより郊外にある施設を検討すると、料金が安いところを見つけやすくなります。一般的に同程度の規模やサービス内容の施設の場合、都内より郊外のほうが安価です。

人間関係が理由で住み替える場合

人間関係が理由の場合は、前回起きたトラブルの原因を分析し、同じ状況が起こりにくい老人ホームを選ぶことが大切です。老人ホーム紹介サービスに相談し、よりご本人の特性にあった施設を見つけるのもひとつの手です。介護の窓口【 ケアまど 】 老人ホーム紹介センター 有松相談所は、数多くの施設と提携しております。例えば家庭菜園を楽しんでいた入居希望者様ならば、施設内で家庭菜園に取り組んでいる施設をご紹介するなど、ご本人の希望ややりたいことを尊重する施設探しもできます。
https://maps.app.goo.gl/AJUA4riWSp5RPk957

サービス品質が理由で住み替える場合

サービス品質が理由の場合、多くの施設を見学したり体験入居したりして、あらゆる視点から施設を比較考慮することが大切です。老人ホーム紹介センターを利用して情報をもらって比較し、職員の対応や設備、入居後の生活を具体的にイメージできるようにしましょう。

老人ホームの住み替えにあたって確認したいこと

老人ホームの住み替えにあたって確認したいことは、以下の3つです。施設を決める前に詳細にチェックしておくことで、快適な住み替え先が見つけられます。

受けられる介護や医療の内容

入居者の身体の状態によって、必要とするサービスは異なります必要とする介護や医療が受けられるか十分に確認しましょう。たとえば、以下の点に注目するのがおすすめです。

● 24時間医療体制の有無
● 嘱託医や協力病院の有無
● リハビリについて(リハビリ内容や実施回数など)

施設内の生活環境や雰囲気

入居者ご本人がストレスなく住むことのできる生活環境、施設の雰囲気も重要です。具体的には、以下の点を確認するとよいでしょう。

● 建物の清潔さ
● 食事のおいしさ
● 趣味やレクレーションは豊富か
● プライバシーは尊重されているか

お金まわりのこと

老人ホームの住み替えの際は、お金まわりのことについても確認しておくべきです。入居契約時に渡される重要事項説明書をよく確認することは、金銭トラブルを防ぐのに役立ちます。以下の点は、お金まわりで注意したいポイントです。

● 一時金の返還
● 原状回復費用の支払い
● クーリングオフ

まとめ

老人ホームの住み替えを検討する理由として、介護度や金銭状況の変化などがあります。住み替えの理由に応じ、探し方が変わります。老人ホームを住み替える際は、介護や医療の内容、生活環境、お金まわりなどについて十分に確認したうえで新しい施設を決めるのがおすすめです。