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2024/03/25
コラム

老人ホームに持ち込める家具の種類と選び方

老人ホームに持ち込める家具の種類と選び方

老人ホームの個室には家具付きのところもありますが、施設に持ち込み可能か確認し、自分の家具を持ち込めるケースもあります。入居者の中には「老人ホームに持ち込む家具の選び方が分からない」と悩んでいる人が多いのではないでしょうか。老人ホームで快適に生活するために、持ち込むものは慎重に選びましょう。今回は、老人ホームに持ち込める家具の種類と選び方を紹介します。

施設に家具の有無を確認してみましょう

老人ホームには、家具や家電が付いた部屋もあるため、まずは施設側に必要なもの用意すべき家具を確認してみましょう。必ずあった方が良いものそうでないものを整理して考えることができます。家具の持ち込みが可能となれば、自分が入居する部屋の環境をチェックすることが大切です。老人ホームには多くの高齢者が入居するため、個人が使えるスペースはそれ程広い訳ではありません。部屋の広さなどによって持ち込める量が変わるので、あらかじめ部屋の広さを確認し、どの程度の家具を持ち込めるのか確認しておきましょう。また家電を持ち込む場合は、コンセントの位置をチェックするのも重要です。どの場所に家電を置くかイメージした上で、個室に持ち込むようにしましょう。なお、家具や家電のレンタルを利用できるのか確認しておくこともおすすめです。施設によってはレンタルサービスと提携しているところがあり、リーズナブルな価格で借りられる可能性があります。

老人ホームに持ち込める家具の種類

個室に備え付けの家具がない場合は、衣類やタオルなどをまとめて収納できるタンスを持ち込みが可能か確認しましょう。部屋の広さに合わせて、木製やプラスチック製の収納棚を設置すると便利です。なお、高齢者は指先の力が弱くなっていくので、なるべく簡単に引き出しを使えるタイプを選びましょう。ほとんどの老人ホームではベッドが備え付けられていますが、自分で持ち込めるところもあります。体が不自由になったときのことを想定して、最初から介護用ベッドを用意するのも良いかもしれません。また、置き時計などの小さめのアイテムは持ち込めるケースが多いので、慣れ親しんだ家で昔から愛用しているものを選ぶと、少しでも環境の変化に対するストレスが軽減できるかもしれません。

老人ホームに持ち込む家具を選ぶ時のポイント

老人ホームに持ち込む家具は、安定感のあるものを選びましょう。持ち運びのしやすさを重視してキャスター付きの家具を用意する方がいますが、老人ホームには不向きです。足腰が不自由になると、近くの家具を支えにして移動する高齢者は少なくありません。安定感のある家具ならしっかり体を支えられますが、ちょっとした振動で動く家具を置いていると転倒して怪我をしてしまう可能性が高くなります。また部屋の中を車椅子で通れることを考慮して、老人ホームに持ち込むものを選ぶとよいでしょう。いずれ日常的に車椅子や歩行器などを利用するようになるかもしれませんし、怪我などにより一時的に利用する可能性もあるからです。スペースを使用した配置にしてしまうと、十分な移動スペースが確保できず家具に体をぶつけたり、つまずいたりしてしまうことも考えられます。利用者の安全を守るためにも、必要最低限の荷物でまとめることも必要と言えるでしょう。

今回のまとめ

老人ホームに入居する際は、施設が認めるものについては自分の好きな家具を持ち込める場合があります。施設ごとに広さや設備などが異なるので、あらかじめ部屋に持ち込める家具の種類やサイズを施設側に確認しておくと良いでしょう。環境の変化でストレスを感じることのないように、愛着のある家具を持ち込めたらよいですね。入居後に足腰が弱くなったり目が見えにくくなる可能性もあるので、体が不自由になることを想定して家具を選んだり配置したりすることも大切です。物を置きすぎて移動スペースが確保できないなんていうことにならないよう、荷物の量にも注意しましょう。