愛知県名古屋市の老人ホーム・介護施設紹介センターなら介護の窓口ケアまど「ケアまどニュース」ページ

NEWS

2024/02/19
コラム

老人ホームや介護施設への入居を決めた後に知っておきたい心構え

老人ホームや介護施設への入居を決めた後に知っておきたい心構え

大切な家族の老人ホームや介護施設への入居は大きな決断です。実際に入居を決めた際に家族にとって大切なことは、心構え適切なサポートの方法を理解することです。入居後に感じることが多い後悔や罪悪感、家族との関係性、施設とのコミュニケーションなど、知っておくべき心構えがいくつかあります。この記事では、これらの心構えと、入居後の生活をより良いものにするために知っておきたいポイントについて詳しくご紹介します。

老人ホームや介護施設の入居を決めた後は後悔や罪悪感が残りやすい

老人ホーム・介護施設への入居を決めた後、家族のなかには安心した気持ちがある一方で、後悔や罪悪感を抱いてしまうことがあります。家族を施設に預けることへの罪悪感や、もっと他の方法があったのではという後悔、これは、大切な家族を他人に預ける決断によるものです。

また、同時に、入居者本人や家族が、新しい生活に適応できるかどうかの不安も感じることがあるかと思います。しかし、入居は高齢者に適切なケアを提供し、その生活の質を高めるための選択です。これらの感情は自然なものであり、時間をかけて受け入れることが大切です。これらの感情を乗り越えるためには、施設に定期的な訪問をし、面会やコミュニケーションを増やすなど、専門家や他の家族との情報交換をしていくことが効果的です。

家族で協力し合って支え続ける心構えも不可欠

老人ホームや介護施設への入居後も、家族のサポートは重要です。家族が協力し合い、定期的に施設を訪れることで、入居者の精神的な安定につながります。具体的には家族間で入居者の健康状態や日々の生活について情報を共有すること、そして家族内での役割分担を決めることや、お互いの精神的なサポートを行うことが重要です。家族間のコミュニケーションをとることで、入居者のニーズを的確に把握することができます。

また、家族全員が入居者のケアに関与することで、負担を分散することができます。長期的に必要になるサポートなので、家族内のだれかだけに負担がかかることがないように、家族間で話し合いましょう。

老人ホームや介護施設側とのコミュニケーションを密にする

施設側との密なコミュニケーションは、入居者のケアを最適化するために不可欠です。家族が施設のスタッフと定期的に話し、入居者の健康状態や細やかな変化、そしてどのように過ごしているかなどの日常生活の様子を把握することで、必要なサポートを提供できます。

また、家族から施設側に要望や懸念点を正直に伝えていくことも大切です。このような家族からの情報は施設側がケアの質を向上させるための貴重な情報源となります。施設側とのコミュニケーションを積極的にとり、相互理解を深め、お互いに尊重の姿勢を以って行きましょう。要望ばかりを一方的に伝えるのではなく、施設側が感じている課題なども共有し、施設のスタッフの経験や知識を尊重しながら、改善点があれば一緒に解決していくことが大切です。施設と家族、お互いにオープンな姿勢で意見交換をすることで、家族と施設との信頼関係を築いていきましょう。

今回のまとめ

老人ホームや介護施設への入居を決めた後の心構えは、家族の幸せと入居者の安心に大きく関わります。後悔や罪悪感を乗り越え、家族で支え合い、施設側とのコミュニケーションを密にすることで、入居者の生活はより豊かなものになるでしょう。これらの心構えを持つことが、入居後の満足度を高める鍵となります。