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2024/01/20
コラム

老人ホームや介護施設へ即日入居は可能?最速で入居するスケジュール

老人ホームや介護施設へ即日入居は可能?最速で入居するスケジュール

老人ホームや介護施設へ入居すると、要介護者自身の安全と健康を守るとともに、介護者の心身負担を軽減するなどの効果を期待できます。介護度や体調の悪化、あるいは生活環境の変化などがある場合、介護者は「できれば即日入居させたい」希望することもあるかもしれません。ここでは、老人ホームや介護施設への即日入居の可否最速の入居スケジュールについて解説します。

即日入居可能でも入居まで2週間程度かかることが多い

老人ホームや介護施設への即日入居は、理論的には可能です。しかし、一般的に老人ホームや介護施設への入居は必ずしも即日とはいきません。即日入居可能と謳っている施設もありますが、実際には入居までにさまざまな手続きが必要だからです。
入居までには次のような手続きが発生し、すべて完了するまでに通常は最短でも2週間程度かかります。

・施設の見学
・入居前の書類の準備
・契約手続きや必要な医療情報の提供
・面談や移動の準備

施設側も新たな入居者の受け入れ準備をしなければなりません。そのため、入居希望者の状況施設側の受け入れ体制などによっても入居までの期間が前後します。
最短でも入居まで2週間、場合によってはそれ以上かかると考えておきましょう。老人ホームや介護施設の利用を検討する場合は、実際に入居を決断する前に必要な書類や手続きを確認しておくことが大切です。事前準備を行っておくと、いざ入居を決断したというときにスムーズに手続きを進められます。

最速で入居するなら空室状況をチェック

最速での入居を希望するなら、まずは空室状況の確認が重要です。緊急性が高くて即日入居を希望していても、空室がなければ入居できません。空室情報は老人ホームや介護施設のウェブサイト、介護施設紹介サービスなどで確認できます。ただし、最新情報とは限らないので緊急で探す場合には直接施設に確認するのが確かです。

施設によっては万が一の時のために緊急対応用のベッドを確保している場合もあるため、ケアマネジャーや行政の窓口などへ相談し、このような施設情報を得ておきましょう。また、複数施設の空室状況チェックを並行していると、いずれかの施設に空きが出たらすぐに入居手続きへ進められるため、入居までの期間をより短縮できます。

なお、入居時には健康診断書の提出が求められるため、空室を待っている間にかかりつけ医へ発行を依頼しておくことをおすすめします。発行には数日から数週間かかる場合もあるので、どのくらい作成にかかる時間の確認もしておきましょう。また、入居一時金がかかるケースもあるので、まとまった資金を確保しておくと入居手続きがスムーズです。

施設の資料請求や問い合わせを早めにしておくのがコツ

入居をスムーズに進めるためには、事前の準備が肝心です。施設によっては入居時に要介護度の要件を設定している場合があるため、せっかく空室が出たのに要件を満たせず入居を見送るとなれば、準備や待機していた時間が無駄になってしまいます。早めに施設の資料請求や問い合わせをしておくと、施設についての理解を深められます。施設のサービス内容料金入居条件などを事前に把握し、現在および将来的に想定される要介護度に対応できる施設に目星をつけておくと良いでしょう。今すぐ入居しない場合でも申し込みを済ませておけば、施設側も入居者の要望、要介護度、健康状態を知り、空室が出た場合の受け入れ準備を進められます。

今回のまとめ

老人ホームや介護施設は、即日入居できないわけではありません。しかし、多くの場合は入居までに数日から2週間程度の時間が必要となり、最速で入居するためには、空室状況の確認や資料集め、問い合わせなど、事前の準備が肝心です。また、老人ホームや介護施設を選ぶ際は、迅速さだけでなく、入居者に合った適切な施設であるかどうかも確認してください。