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2023/05/24
コラム

老人ホームに入居するアクティブシニアのための施設選びのポイントとは

老人ホームに入居するアクティブシニアのための施設選びのポイントとは

老人ホームや介護施設の入居者の中には、活動的な生活が可能な「アクティブシニア」も少なくありません。日常生活だけでなく、スポーツなどの体を動かす活動においても制限がないアクティブシニアが、老人ホームや介護施設へ入居する場合、そのことを考慮した施設選びをすることが大切です。ここでは、アクティブシニアのための施設選びのポイントについてご紹介します。

アクティブシニアのセカンドライフ。老人ホームや介護施設を選ぶコツ

アクティブシニアがセカンドライフで老人ホームや介護施設を利用する際には、以下のコツを知っておくと良いでしょう。

サービス内容を確認する

老人ホームや介護施設によって提供されるサービス内容は異なります。アクティブシニアは、自分が必要とするサービスが提供されている施設を選ぶことをおすすめします。例えば、自分の趣味を楽しめるサービスが提供される施設であれば、充実した毎日を送れるようになります。

スタッフの質の確認

スタッフの対応や質が利用者の生活にも大きく影響を与えます。アクティブシニアはスタッフの教育や研修制度、雇用形態、給与などを確認し、信頼できるスタッフが働いている施設を選ぶことが大切です。

施設の立地や設備の確認

老人ホームや介護施設は立地設備によって利用者の満足度が大きく変化します。アクティブシニアは、自分の趣味ライフスタイル実現できる立地や設備を選ぶことも重要です。例えば入居後に趣味としてテニスなどのスポーツを楽しみたい場合、施設内や周囲にテニスコートなどの運動場があることを確認しておくのがおすすめです。

老人ホームや介護施設での外出活動がもたらす社会とのつながりの価値

アクティブシニアが老人ホームや介護施設での生活を送る場合、外出活動は社会とのつながりを保ち、健康的で充実した生活を送る上で大きな価値を持ちます。これは、老人ホームや介護施設での生活を始めると、自宅での生活と比べて社会とのつながりが減少しやすくなるためです。例えば地域のイベントやボランティア活動などの外出活動へ定期的に参加する習慣を設ければ、施設の外でも新たな人間関係を構築でき、社会とのつながりも維持できるようになります。特に、十分な体力のあるアクティブシニアの場合、体を動かす趣味を作ることでも社会とのつながりを維持できます。例えばテニスやゲートボールなどのスポーツや登山などを仲間と楽しむ習慣を作れば、老人ホームや介護施設を生活の拠点としながらでも活動的な毎日を過ごせるでしょう。

セカンドライフの社会とのつながりが健康寿命に与える影響とは?

アクティブシニアのセカンドライフにおいて、社会とのつながり健康寿命にも大きな影響を与えます。例えば高齢者の場合、社会との繋がりが少ないことは認知症の発症リスクを高めることが指摘されています。社会との繋がりが少ないと、脳の活性化が不十分になり、認知症が発症しやすい状態になるためです。そのため、社会とのつながりを持つことは、新しい情報や知識を得ることで脳の活性化を促進できる点でメリットがあります。
また、高齢者は社会との繋がりが少ないと、骨粗しょう症のリスクが高まることも指摘されていることをご存じでしょうか。社会とのつながりが少ないと身体活動量が減少し、骨密度が低下するためと言われています。そのため、十分な体力があるアクティブシニアは、定期的な運動を行うことで社会とのつながりを維持するのが理想的です。

今回のまとめ

アクティブシニアが老人ホームや介護施設へ入居する際には、アクティブシニアならではの生活スタイルに合った施設を選ぶことが大切です。特に、これらの施設における生活では社会との繋がりを持つことが気持ちの面だけでなく健康面でも重要となるため、運動や地域のイベント、ボランティア活動などへ参加できる施設を探してみるのも良いでしょう。