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2022/09/24
コラム

生活支援や住環境が整った住宅型有料老人ホームの特徴とは?入居条件や選び方のポイント

生活支援や住環境が整った住宅型有料老人ホームの特徴とは?入居条件や選び方のポイント

今はまだ元気で介護は必要ないけれど一人暮らしは少し心配という方におすすめなのが「住宅型有料老人ホーム住宅型有料老人ホームは日常的な生活支援サービス見守りサービスを受けることができる有料老人ホームです。今回は、近年人気が高まってきている住宅型有料老人ホームの魅力他の施設との違い施設選びで気を付けることをご紹介します。

住宅型有料老人ホームへの入居希望者が増えている背景

住宅型有料老人ホームは近年、入居希望者が増加傾向にあります。高齢者施設が増えて高齢者介護の環境がどんどん整いつつある中で、住宅型有料老人ホームの人気が高まっているのです。
主な理由には、要介護度が低い人向けの施設から、医療的ケアが必要な方向けまで、さまざまな特色の施設があることと、利用者の状態に応じて介護サービスを選択できることが挙げられます。要介護や要支援の認定を受けていない人でも入居が可能な場合もあり、その場合でも食事見守りなど必要な支援を受けられるのです。また、入居者は外部の介護サービス福祉用具のレンタルサービスなども利用できます。つまり、今現在元気で自立度が高い状態でも入居ができ、これまで在宅生活で利用していた介護サービスを継続して使うことも可能なのです。

通常の老人ホームや介護施設と住宅型有料老人ホームとの違い

一般的な介護付き老人ホームと住宅型老人ホームでは、「サービス内容」「入居期間」「費用」の3点が大きく異なるので、それぞれについて解説します。

【サービス内容の違い】

住宅型有料老人ホームでは、食事の提供などの一般的な生活支援のサービスは提供されます。しかし、食事介助などの介護サービスは「訪問介護」や「通所介護」などの外部の介護サービスを施設とは別に契約し、利用する必要があるのです。
なお、有料老人ホームのなかでも、介護付き有料老人ホームであれば、介助機能訓練などの介護サービスを施設から直接受けられるようになっています。

【入居期間】

自立の方や、介護度の軽い方が入居できる住宅型老人ホームでは、重度の要介護状態になると退去となる施設もあるで注意が必要です。施設によって対応は違うため、介護度が上がってしまった場合の対応について必ず入居前に確認してください。
なお、介護付き老人ホームは基本的に終身利用が可能です。介護度が上がった場合にも住み続けることができ、近年では看取り対応ができる施設も増えています。【

【費用】

入居一時金月々の利用料金の支払いは、どちらの施設でも必要です。しかし、住宅型老人ホームでは施設の月額利用料には介護費が含まれません。そのため、介護付き老人ホームよりも見積もりが安価になることが多い傾向にあります。ただし、外部の介護サービスを利用する場合は、利用した分の介護費用が別途かかることと、利用限度を超えて介護サービスを利用した場合は、はみ出した分は全額自己負担となる点に注意してください。介護サービスを複数利用し、毎月高額なの差額が生じて支払いに苦慮するケースも見受けられます。

入居条件のほかにどのような生活支援や住環境が用意されているのかを確認してから選ぶ

住宅型有料老人ホームは施設ごとに生活支援や住環境が全く違います。個室や共有スペースの広さや使い勝手も異なりますし、身体介護、生活支援、健康管理のいずれを主なサービスとしているか違いがあるので注意しなければなりません。
入居条件を満たしているかはもちろんですが、利用者に合った生活支援や住環境が用意されているかが重要です。そのため、入居前には施設見学と、可能であれば体験入居をおすすめします。見学や体験入居によって入居後に送る生活を想像しやすくなります。また、施設は1か所だけでなく、数か所を見学して比較検討するようにしてください。
さらに、住宅型有料老人ホームは施設によって支援内容などが違うため、予算もそれぞれ。現在の要介護度だけでなく、将来的な介護サービスなども見据えた予算設定が必要です。

今回のまとめ

まだまだ元気な人でも利用できる「住宅型有料老人ホーム」では、要介護度が低い人でも費用を抑えながら安心して暮らせます。しかし、介護が必要となった際に退居しなくてはいけない施設もあるため注意が必要です。入居者に合った住宅型有料老人ホームを見極めるためにも、見学や体験入居を利用してみてはいかがでしょうか。