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2022/08/13
コラム

老人ホームや介護施設の費用を抑える方法とは?相部屋の選択や通所型の活用で費用は安くなる

老人ホームや介護施設の費用を抑える方法とは?相部屋の選択や通所型の活用で費用は安くなる

老人ホームや介護施設の入居者は毎月の利用料金を施設に支払わなければならず、さらに介護保険のサービスを受ける場合はその分の費用もかかります。そのため、年金収入や資産の少ない人は支払いが困難になることも考えられるのです。老人ホームや介護施設の費用負担を抑える方法はあるのかどうか、ある場合はどんなものがあるのかを知ることで、安心した日々を過ごせるでしょう。ここでは、老人ホームや介護施設の費用を抑える方法について解説します。

老人ホームや介護施設は個室よりも相部屋の方が費用が安い

老人ホームや介護施設に入居する場合、入居する居室のえらび方次第で部屋代を抑えられます。近年は個室の老人ホームが増加傾向にありますが、運営歴の長い施設や、古い建物の改修型の施設では、複数定員の相部屋が存在しているからです。一般的に相部屋の方が部屋代が安く設定されることが多く、相部屋に入居すれば費用を抑えられます。
部屋のタイプによる介護サービスの違いは無い点は安心ですが、プライベートな空間を好む人の場合だと相部屋利用は向いておらず、ストレスフルな入居生活の原因となってしまいかねません。相部屋でもいいという場合も、同室の入居者と相性がいいか悪いかを見極めなければならず、人同士の相性が良くても消灯や生活音といったトラブルの種が常につきまといます。
このようなことから、費用面のことだけで判断せず、入居者がより快適に暮らすという観点で部屋選びをしなければなりません。

通所型には色々な種類がある

老人ホームや介護施設は食費や部屋代が必ずかかるため、費用を抑えるという点では自宅を拠点として通所型の介護サービスを利用することも併せて検討するのが良いでしょう。
通所型の介護サービスとしては、デイサービスと呼ばれる通所介護通所リハビリ認知症対応型通所介護などがあります。
このうち、通所介護機能訓練レクリエーション食事入浴介助などの介護サービスを提供し、通所リハビリは通所介護と同様の介護サービスに加え、理学療法士や作用療法士などのリハビリ専門職による個別のリハビリテーションを行うというものです。通所介護については、居住市区町村と同じところを利用できる地域密着型通所介護もあります。
また、看護師の観察を常時必要な人に対する療養通所介護や、認知症の利用者が対象となる認知症対応型通所介護など、通所系の介護サービスは多岐にわたるのが特徴です。通所型のサービスを検討する際は、費用面だけでなく、利用者の状況を総合的に見て判断してください。

ケアマネージャーと相談することが大切

老人ホームや介護施設などで介護保険のサービスを利用する場合、施設内のケアマネージャーが立てる計画に沿ったサービスが提供されます。
在宅で通所型の介護サービスを利用する場合も、ケアマネージャーケアプランを作成しますが、通所型や訪問型の介護サービスは複数の事業者にまたがることが少なくありません。
単純な比較は難しいですが、どちらかといえば施設内ケアマネは狭く深く、居宅ケアマネは広く浅く利用者の状況を把握するということができるでしょう。
いずれにせよ、老人ホーム入居で介護サービスを受けるのか、通所型の介護サービスを受けるのかについては、入居者・利用者の状況を的確に踏まえ、ケアマネージャーと十分に相談して決めることが大切です。

今回のまとめ

老人ホームや介護施設は様々な設置主体があり、入居にかかる費用は大幅に違います。そのため、入居前の下調べや検討を徹底し、できるだけ費用を抑えることも考慮したいところです。
しかし、最初に考慮すべきはあくまで入居者・利用者の快適な暮らしで、費用が抑えられるという観点だけでサービス内容を選ぶのは適当とは言えません。生活やサービスの質を保った上で、費用も抑えられれば良しという程度に考えておきましょう。