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2022/04/18
コラム

短期入所「生活介護」と「療養介護」2つのショートステイの違い

短期間の介護施設での宿泊サービスを一般的に「ショートステイ」と呼びますが、実はこのショートステイには2つの種類があります。

今回は皆さんがよく利用される「短期入所生活介護」と、少し特殊な「短期入所療養介護」についてご紹介します。

この2つには違いがありますので、それを理解しておくことで、実際にショートステイを利用する場合に、どんなケアがなされるのかが分かりやすくなります。

1.「ショートステイ」の概要と目的

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 ショートステイとは 

愛知県名古屋市でも介護サービスの中で、介護を必要とする人の多くが利用しています。

これは、通常は自宅で生活をしている方が、数日間など短期的に介護を受けながら介護事業所に宿泊をするサービスです。

普段は訪問介護や通所でのデイケアを受けてながら自宅で過ごしている人などが、一時的に施設で過ごすことになります。

 

ショートステイにはいくつかの設置パターンがあります。

■ショートステイ単独の事業所

■長期入所施設やデイサービスなど、他の介護事業所と併設しているをしている

■長期入所施設の一部のベッドが、短期入所のための枠として確保されている

 

このショートステイは、主に介護が必要な人をケアするご家族等の休息を目的として利用することが多いです。

自宅で介護をしていると、毎日ケアのために、体力的にも精神的にも疲れてしまうものです。

そこで、介護施設で数日間預かることによってリフレッシュできて、その後もケアを続けられるようになります。

 

また、いつも自宅で介護をしているものの、ご家族が家を空けないといけない事情が生じて、ケアができなくなる時もあります。

仕事があったり、家族が急用で遠出しないといけなかったり、家族で旅行に行ったりすることもあるでしょう。

もしくは、ケアをしている方が急病にかかるなど、家に居ても介護ができないことも考えられます。

こうした事情が生じた時に利用することで、家族も活動しやすくなります。

 

他には、ゆくゆくの長期入所に向けて、自宅以外での生活に慣れるために利用する人や、介護が必要な人本人が日常的なケアや食事の提供などを受けることで休息をとるために利用するというケースもあります。

 

もちろん、単に介護が必要な人を預かるだけがショートステイではありません。

介護事業所ならではのサービスを提供できるのもメリットの一つです。

たとえば、集団または個別のリハビリや体操を行ったり、レクリエーション活動を行う事業所もあります。

また、他の入所者との交流が生まれ、精神的なリフレッシュになるのも一つの利点と言えるでしょう。

いつも自宅にいるよりも、違う環境で過ごすことで刺激を受けられるという方もいます。

このように、ショートステイのサービスは家族の助けとなるだけでなく、利用者本人にとってもメリットのあるものとなっているのです。

2.短期入所「生活介護」

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一般的に「ショートステイ」と言うと、「短期入所生活介護」と呼ばれるサービスを受けることになります。

「生活介護」という言葉が付けられているように、主に生活面におけるケアがなされます。

ショートステイ単独の事業所もありますが、特別養護老人ホーム介護老人保健施設介護付き有料老人ホームなどが多いです。

 

ショートステイ単独の場合は「単独型」と言われることもあって、長期入所のサービスは行われずに、すべてのベッドが短期入所向けに作られています。

特別養護老人ホームなどの施設に併設しているものは、建物の中に長期入所用のフロアと、ショートステイ用のフロアが分けて設置されています。

 

短期入所生活介護を提供する場合、まず日常生活上のお世話をします。

具体的には、入浴食事の介助、排せつ介助といったものが挙げられるでしょう。

 

3.短期入所「療養介護」

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同じショートステイでも、「短期入所療養介護」という種類もあります。

「療養介護」とあるように、上記の生活介護だけでなく、医療面も含めたケアを行うのが特徴です。

短期入所療養介護を受けるに当たっては、要介護度が1から5の認定を受けている人が対象となります。

「短期入所生活介護」であれば、要支援1や2の認定の方でも利用できますが、こちらはより要介護度が進んでいるケースのみ提供されています。

 

そもそも要介護度が高い状態にありますので、短期入所療養介護では、通常の介護サービスよりも医療的なサポートの度合いが強くなります。

そのため、「医療型ショートステイ」と呼ばれることもあります。

具体的には、在宅酸素たん吸引や、尿道カテーテル、そして胃ろうなどが必要な方に対応可能です。

それぞれの施設によって対応できるケアには違いがあるため、最寄りで症状に合った対応施設を探して利用することになります。

療養介護では生活介護とは違い、医療的なサポートが必要となるため、利用できる介護施設が限定されることもあります。

 

短期入所療養介護を行う施設では、配置されるスタッフの違いも見られます。

医療的なケアを行うため、対応施設には医師がいますし、看護師もより多く配置されています。

 

また、それ以外にも理学療法士作業療法士言語聴覚士などのスタッフも配置されていることがり、リハビリができるのも利点と言えるでしょう。

さらに、施設によってはターミナルケアも実施しているところもあります。

こうした状態にある利用者を自宅でケアしているご家族は、かなり精神的にも体力的にも負担が大きいケースが見られます。

ショートステイの目的である「介護者の休息」という意味で、非常に大きな役割を果たしていると言えるでしょう。

 

こうした「ケアができる施設」としては、複数のタイプがあります。

たとえば、療養病床を擁する病院や、介護医療院、また介護老人保健施設です。

全体としては、ほとんどのショートステイが介護老人保健施設での提供となっていますので、もし医療型ショートステイを必要とするのであれば、最寄りの施設がどこ

になるのかを調べておく必要があるでしょう。

【おわりに…】

ショートステイとは、通常は自宅で介護をしている方が短期間、介護施設に入所するというサービスです。その目的としては、レスパイトと呼ばれる、ご家族などの介護者の休息が挙げられます。もしくは、介護者の外出や急病などの状況に対応するためでもあります。

ショートステイには、要介護度が低い方を対象とする「生活介護」と、要介護度が重く、医療的なケアも同時に必要とする方を対象とする「短期入所療養介護」があります。それぞれに利用できる施設や要介護度認定などの違いがありますので、実際に合ったサービス利用が大事です。