愛知県名古屋市の老人ホーム・介護施設紹介センターなら介護の窓口ケアまど「ケアまどニュース」ページ

NEWS

2025/03/12
コラム

高齢者の服薬拒否にはどう対応すべき?原因や対処法を解説

高齢者の服薬拒否にはどう対応すべき?原因や対処法を解説

高齢者の服薬拒否は、健康管理や治療の継続に大きな影響を及ぼします。無理に飲ませようとすると、妄想や食事拒否につながることもあるため、適切な対応が重要です。本記事では、服薬拒否の原因や対処法について解説し、介護施設での向き合い方も紹介します。

服薬拒否に対する向き合い方

高齢者が薬の服用を拒否する場合、無理に飲ませようとすると逆効果になることがあります。強制的に服薬させることで不信感を抱かせ、妄想や食事拒否を引き起こす可能性もあるため、慎重な対応が必要です。介護者や家族は本人の気持ちを尊重しながら、少しずつ理解を深めてもらう工夫をしましょう。

高齢者による服薬拒否の原因

高齢者が服薬を拒否する背景には、認知機能の低下や身体的な変化が影響することも多く、対応には工夫を要します。本章では、服薬拒否の主な原因について解説します。

薬の必要性が理解できない

認知症の影響や病識の欠如により、自分に薬が必要だと認識できない場合があります。特に、症状が落ち着いていると「治った」と思い込み、服薬を続ける意味がわからなくなってしまいます。

薬が飲み込みにくい

嚥下機能の低下により、錠剤やカプセルが飲み込みにくくなり、粉薬はむせてしまうなどで服薬を拒否する高齢者もいます。特に口の渇きがあると、より飲み込みづらさが生じます。誤嚥のリスクもあるため、嚥下状態の確認は常に必要です。

副作用が出ている

副作用があると「薬を飲んだら体調が悪くなる」と誤った認識をしてしまい、次回以降の服薬を拒否する場合があります。特に高齢者は代謝機能が低下しているため、若年層よりも副作用が出やすいです。状況によっては、医師へ相談しましょう。

不信感を抱いている

医師や介護者に対する不信感、過去の嫌な経験から、薬に対して警戒心を抱くケースもあります。また、認知症などにより被害妄想の症状が出ていると「毒を盛られている」などと誤解して、服薬を拒否することも少なくありません。

高齢者による服薬拒否の対処法

服薬をスムーズに進めるためには、本人の気持ちに寄り添いながら対応することが重要です。本章では、服薬拒否への対処法について解説します。

本人の気持ちを尊重する

無理に飲ませるのではなく、なぜ薬が必要なのかを説明し、納得してもらうことが大切です。「この薬を飲むことで、〇〇の症状が軽くなりますよ」など、具体的な説明をすると理解しやすくなります。

優しく声がけをする

「薬を飲まないとダメ」と強く言うのではなく「体のために、少しずつ頑張りましょう」など、相手の気持ちに寄り添って優しく促しましょう。また、時間を置いて何度か声がけをすると、受け入れやすくなる場合もあります。

飲みやすい薬に変更する

粉薬やシロップに変更する、ゼリーやジュースと一緒に服用するなど、飲みやすい形に工夫することで負担を減らせます。医師や薬剤師に相談し、錠剤を小さくしたり、溶かして飲めるタイプに変更したりするのも一つの方法です。

別の介護者に替える

服薬拒否の原因が介護者との相性にある場合、別の人がすすめると改善することがあります。しかし、拒否されたからといって必ずしも信頼の欠如が理由とは限りません。大切な人に弱みを見せたくない心理が、影響している可能性もあります。他人だからかえって服薬に応じる、ということもあります。日常生活の中で、さまざまな人が関わる工夫を取り入れましょう。

まとめ

高齢者の服薬拒否は、無理に押し付けるのではなく、原因を見極めたうえで適切に対応することが大切です。飲みやすい形に変える、優しく声がけをする、別の人が対応するなど、状況に応じた対策をとりましょう。

介護施設では服薬管理が徹底されており、入居者の服薬のタイミングや形状を調整することが可能です。服薬拒否や老人ホームの選定に悩んでいる方は「介護の窓口【ケアまど】老人ホーム紹介センター 有松相談所」にご相談ください。専門スタッフが一人ひとりの状況に寄り添い、最適な施設選びをお手伝いいたします。”介護の窓口【 ケアまど 】 老人ホーム紹介センター 有松相談所”