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2024/12/18
コラム

認知症保険とは?保障内容や加入条件を解説

認知症保険とは?保障内容や加入条件を解説

認知症保険は、認知症やその前段階である軽度認知障害(MCI)に備えるための保険です。認知症による介護費用や診断時の保障が含まれ、高齢化が進む中、家族や本人にとって経済的な安心を得る手段として注目されています。本記事では、認知症保険の保障内容や加入条件について解説します。

認知症保険とは?

認知症保険は、認知症と診断された場合や、その他保険会社が定める状態に該当した場合に、保障が受けられる保険です。給付金が支払われるため、認知症により働けなくなった場合や介護費用がかかる際に、家族の負担軽減や本人の安心感につながります。
保険会社によっては、認知症の進行に応じて給付金が支払われるプランもあります。

認知症保険の主な保障内容

認知症保険では、認知症と診断された際の保障や、介護が必要な場合の費用支援などが含まれます。本章では、保証内容について解説します。

認知症診断に対する保障

保険商品によって異なりますが、認知症の診断を受けた際には診断一時金が支給される保障が一般的です。診断を受けた段階で給付金が支払われるため、初期の対応費用に活用できます。

認知症による介護に対する保障

認知症が進行し、日常生活で介護が必要になるなど、保険会社が定める状態に該当した場合に給付金が支給されます。要介護度に応じて給付額が変わる保険もあり、介護サービス費用や生活支援に利用できます。

軽度認知障害(MCI)に対する保障

MCIと診断された場合にも保障が適用されるプランが増えています。
保険商品によって大きく異なりますが、一時金形式で給付されるものや、認知症と診断されずにいると一定年数ごとに繰り返し給付を受け取れるものもあります。

認知症保険の保険期間

認知症保険の保険期間には、主に「終身型」と「定期型」があり、期間だけでなく、それぞれ適している人も異なります。

終身型

終身型は、加入者が亡くなるまで保障が続くタイプで、認知症が進行しても一生涯保障を受けられる安心感があります。長期にわたる保障を求める方に適しています。

定期型

定期型は、一定の期間のみ保障が適用されるタイプです。保険料が比較的安く、契約期間を必要に応じて選べるため、短期的なリスクに備えたい方に向いています。

免責期間について

注意しなければならないのが、多くの認知症保険には契約してから一定期間免責期間(不担保期間)が設けられており、この期間中に認知症と診断さらえても、給付金は支払われません。保険商品によって異なりますが、多くは1年から2年程度設定されています。

認知症保険に加入できる年齢と条件

認知症保険は、誰でも加入できるわけではありません。そのため、加入できる年齢と条件を確認しておく必要があります。

・年齢:商品により異なりますが、40歳から70歳が一般的な加入年齢です。近年では、20代から加入できるものや、80代まで加入可能なプランも増えています。

・条件:加入時には健康状態の告知が求められ、過去5年以内に認知症やその疑いがある病気で診察を受けていないこと、現在入院中でないこと、公的介護保険で要介護認定を受けていないことなどが条件となる場合があります。そのため、すでに認知症と診断されている場合、多くの保険会社で加入が難しいです。

まとめ

認知症保険は、診断や介護が必要になった際の経済的負担を軽減し、家族や本人に安心を提供する保険です。保障内容や保険期間、加入条件を理解し、自分に適したプランを選びましょう。

認知症は今の時代、誰でも発症するリスクがあるため、元気なうちに将来に向けた対策を整えておきましょう。名古屋市有松の介護の窓口「ケアまど」老人ホーム紹介センター有松相談所では、認知症ケアや介護サービスに対応できる施設を紹介しています。高齢者が安心して過ごせる住まい探しをサポートしますので、ぜひご遠慮なくお問合せください。”介護の窓口【 ケアまど 】 老人ホーム紹介センター 有松相談所”