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2024/12/15
コラム

老人ホームでの入浴回数は?週3回以上入るための方法を解説

老人ホームでの入浴回数は?週3回以上入るための方法を解説

老人ホームでの入浴回数は、一般的に週2回が基本とされていますが、施設や利用者の希望により異なる場合があります。本記事では、週3回以上の入浴を希望する際の方法や注意点について、解説します。

老人ホームでの入浴回数

老人ホームの入浴回数は週2回以上と介護保険法で決められているため、多くの老人ホームでの入浴回数は週2回程度です。これは、高齢者の清潔を保つための最低限の回数として、設定されています。

ただし、居室に浴室が完備されている場合や、追加料金を支払うことで対応可能な施設では、週3回以上の入浴が可能です。

老人ホームの入浴設備

老人ホームでは、利用者の身体状況やニーズに応じて、さまざまな入浴設備が備わっています。

・個浴:一般家庭のような浴室スタイルで、周囲を気にせずに、プライバシーを保ちながら入浴できる点が特徴です。介助が必要な方でも利用しやすいように設計されており、広めの洗い場が設けられています。

・機械浴:機械浴には、ストレッチャー型や車椅子型、リフト型があります。ストレッチャー型では、要介護度の高い利用者が寝た状態で、入浴や洗身をすることが可能です。車椅子型は座ったまま入浴できるため、歩行が困難な方にも対応しています。リフト型は、座った状態で座部を昇降またはスライドするため、入居者と介護スタッフの両方の負担を減らせます。

・ミスト浴:機械浴のひとつで、ドーム型の入浴機器がサウナのような空間を作り、体を温めることができます。お湯を貯めずに済むため、静水圧による負担がなく、溺れや誤飲の心配もなくなります

・大浴場:温泉施設のように複数名が同時に入浴でき、交流の場として活用されています。

週3回以上入浴するためにはどうすればいい?

週3回以上の入浴を希望する場合、いくつかの方法があります。

・週3回以上の入浴を提供する施設を選ぶ
施設によっては、利用者の希望や体調に合わせて、週3回以上の入浴が可能です。しかし、入浴回数が多くなると、入浴時の事故の危険性も高まるため、職員の十分なサポート体制が必要とされます。そのため、職員の人員体制や巡回頻度、介助内容について聞いておくとよいでしょう。

・居室に浴室が完備された施設を選ぶ
一部の老人ホームでは、個別の居室に浴室が完備されている場合があり、お一人で入浴可能な方であれば利用者が自分のペースで入浴できます。ただし、個別の浴室利用に対して追加料金が発生することがあるため、入居前の居室を選ぶ段階で確認しておきましょう。

週3回以上入浴する際の注意点

頻繁な入浴にはリスクが伴うので、注意が必要です。

・ヒートショック:急激な温度変化により血圧が変動し、体調不良を引き起こすリスクがあります。特に冬場の入浴には、十分な温度管理が必要です。

・転倒リスク:入浴時は床が滑りやすいため、高齢者が転倒しやすくなります。手すりの設置や滑りにくいマットの使用が推奨されます。

・費用の上乗せ:週3回以上の入浴を希望する場合、施設によっては追加料金が発生する場合があるので、前もって確認が必要です。

週3回以上の入浴を希望する際に確認すべきポイント

週3回以上の入浴を希望する場合、以下の点を確認しておくと安心です。

・入浴回数:施設が週に何回の入浴を提供しているか
・追加料金の有無:頻繁な入浴に対して、追加料金が必要か
・身体状況の変化時の対応:介護度や体調が変化した場合の入浴サポートの内容

まとめ

老人ホームでの入浴は、一般的に週2回が基本ですが、施設や利用者の希望によって週3回以上の入浴が可能な場合もあります。適切な入浴環境が整えられた施設を選ぶことで、快適で健康的な生活を送れます。入浴を増やしたい場合は、入浴設備やサポート体制、追加料金の有無を事前に確認し、自分に合った施設を選ぶことが大切です。

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