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2024/11/06
コラム

介護計画書とは?ケアプランとの違い、作成の目的をわかりやすく解説!

介護計画書とは?ケアプランとの違い、作成の目的をわかりやすく解説!

介護を必要とする方やそのご家族にとって、介護サービスを受ける際には「介護計画書」という重要な書類が欠かせません。本記事では、介護計画書の役割やケアプランとの違い、作成の目的について解説します。

介護計画書とは?

介護計画書とは、ケアマネジャーによって作成される書類であり、介護サービスを適切に提供するための詳細な計画を記載したものです。これに基づいて、利用者のニーズに合わせたサービスが提供されます

介護計画書の目的

介護計画書の目的を、3つご紹介します。

・利用者やご家族に安心してサービスを受けてもらうため
利用者がどのようなサービスを受けるのかを具体的に示し、ご家族にも明確な説明ができるように作成されます。

・職員間でサービスの方向性を共有するため
複数の介護スタッフが同じ目標や方針でサービスを提供することで、サービスの質が統一され、利用者にとって最善のケアが実現します。また訪問介護に関しては、ケアマネージャーと事業者の意識の共有を図るという意味もあります。

・介護報酬算定のため
利用者に対して行った介護サービスの内容が明確にされることで、適切な報酬が算定されます。
利用者と家族が安心してサービスを受けられる環境を整えるだけでなく、ケアの進捗を適切に管理し、必要に応じて改善するための指針としても役立ちます。

ケアプランとの違い

介護計画書とケアプランは混同されやすいですが、異なるものです。ケアプランは、利用者が受けるサービス全体の計画をまとめたものであり、介護保険サービスだけでなく、医療や福祉のサービスも含めた総合的なプランです。
一方、介護計画書は介護サービスに特化したものであり、ケアマネージャーの作成したケアプラン内容に沿ったサービスができるよう、事業者がアセスメントし作成する書類です。
具体的なサービス内容や実施方法が記載されている点で違いがあります。

介護計画書の種類

介護計画書には、利用者が受けるサービスの種類に応じて、いくつかのタイプがあります。適切なケアを受けるためにも、それぞれの計画書の特徴を理解しておきましょう。

居宅サービス計画書

居宅サービス計画書は、自宅で介護を受ける方のために作成される計画書です。訪問介護やデイサービス、リハビリテーションなど、在宅で提供される介護サービスの内容が記載されます。計画書の情報は、ケアマネジャーが利用者とその家族から収集し、アセスメントを行ったうえで作成されます。

通所介護計画書

通所介護計画書は、通所サービスを利用する方のための計画書です。日帰りで介護サービスを受ける際のスケジュールや具体的なサービス内容が記載されており、日常生活のサポートや機能訓練に関する内容が含まれます。通所介護計画書もケアマネジャーが中心となって作成し、利用者や家族との合意を得る必要があります。

支援計画書

支援計画書は、介護が必要な方の中でも、比較的軽度な方を対象にした計画書で、要支援1,2の方が対象です。自立支援を目的としたサービスが中心であり、生活習慣の改善や身体機能の維持をサポートする内容が盛り込まれています
要支援1,2の方が利用できるのは、予防給付や総合事業の対象となっている介護予防サービスです。
一般的に、地域包括支援センターのケアマネジャーや保健師が作成します。

まとめ

介護計画書は、介護サービスを提供する際に欠かせない重要な書類であり、利用者やご家族にとっても安心材料となります。ケアマネジャーによって適切に作成された計画書に基づいて、利用者は自分に合ったサービスを受けられます。介護を必要とする方やそのご家族は、この計画書の重要性をぜひ理解しておきましょう。

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