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2024/06/08
コラム

生活保護を受けていても老人ホームへ入居できる施設の種類

生活保護を受けていても老人ホームへ入居できる施設の種類

生活保護を受けていても介護が必要となり、老人ホームの入居を検討するケースはあります。その場合、「入れる施設はあるのだろうか」と心配になるかもしれません。そこで今回は、生活保護受給者でも老人ホームに入居できるのかや施設の種類、入居の注意点などを解説します。

生活保護受給者でも老人ホームに入居できる?

結論から言うと、生活保護受給者でも老人ホームには入居できます。老人ホームの中には、低収入でも利用できる比較的安価な施設もあり、生活保護受給者も利用可能です。ただし、費用の問題で選択肢が狭まることは覚えておく必要があります。

生活保護受給者が入居できる老人ホームの種類

生活保護受給者が入居できる老人ホームにはいくつか種類があります。しかし、各施設によって入居要件や利用料金などに違いがあります。

特別養護老人ホーム

特別養護老人ホームは公的施設で、自治体や社会福祉法人が運営しています。公的施設のため、費用が比較的安いのが特徴です。入居対象は要介護3以上の方に限られているため、要介護度が低い方は入居できません。また、費用が安いため入居希望者が多く、入居待ちとなるケースも多いです。

軽費老人ホーム

無料又は低額な料金で入所できる施設の一つです。種類がいくつかあり、入居要件が異なるため確認が必要です。そもそも全体の施設数が少ないため、受入可能な施設を探すのが難しいかもしれません。

有料老人ホーム

有料老人ホームは民間施設で、主に介護付と住宅型がありますが、どちらも生活保護の受け入れができる施設があります。施設によりサービス内容や費用には幅があるため、利用料金が生活保護受給額の範囲内であるか確認しましょう。

グループホーム

認知症と診断されている要支援2以上の原則65歳以上の方であること、施設のある市区町村に住民票があることなど入居要件が多い施設です。受入可能な施設もありますが、グループホームの入居要件を満たしているかがポイントになってきます。

サービス付き高齢者向け住宅

自立や介護度の低い方が比較的多い施設のため、介護度の面では幅広く受け入れてもらえる施設です。しかし、他の施設に比べて生活保護の方を受け入れている施設は少ない印象にあります。

生活保護受給者の老人ホーム入居に注意すべき点

生活保護受給者の老人ホーム入居の際は、注意すべき点もあります。ここでは、以下の4つの注意点を解説します。

生活保護受給者でも入居可能かを必ず確認する

老人ホームや介護施設を探す際、生活保護受給者であることを理由に断られてしまうケースもあります。効率的に探すためには、早いうちに入居可能かどうかを尋ねることが大切です。

ケアマネージャーに相談すれば、入居可能な候補となる施設を紹介してもらえるでしょう。また、自治体が老人ホーム探しを支援している場合もあるため、問い合わせてみるのも選択肢のひとつです。しかしながら、老人ホームは年々数が増え続けており、そのひとつひとつの施設の実態を把握することは困難なため、行政やケアマネージャーだけに相談しても解決できないかもしれません。
その場合は、老人ホーム紹介センターを利用することができます。『介護の窓口【 ケアまど 】 老人ホーム紹介センター 有松相談所』は、愛知県を中心にご希望の施設をご本人、ご家族に代わり施設探しをする会社です。生活保護の方でも入居できる施設とも提携しておりますので、ご相談にのることができる場合もあります。
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入居までに時間がかかる場合がある

全体数からすると、生活保護受給者でも入居できる老人ホームは少ないのが事実です。そのため、介護施設を探すのに時間がかかることは覚悟しておく必要があります。

また、受け入れている施設にも人数制限があり、すぐに満室となってしまう場合もあります。入居までに時間がかかる場合があることを考慮し、老人ホーム探しは早めに始めることをおすすめします。

生活保護受給額の範囲内の利用料金か確認する

生活保護で支給される受給額には限度額があり受給額を超えた利用料金の施設は入居することができません

また、受給額は居住地によって異なってきます。そのため、入居したい施設の居住地が違う場合、施設のある居住地の受給額を確認する必要があります。

保証人や身元保証人が必要になる

生活保護受給者に限らず、契約の際に保証人や身元保証人を求められる老人ホームは少なくありません。引き受けてくれる方がいない場合には、施設側で対応を決めている場合もあるため、一度相談してみると良いでしょう。

まとめ

生活保護受給者でも、老人ホームに入居することは可能です。特別養護老人ホームは公的施設であるため費用は安いですが、入居希望者が多く、入居待ちが長くなる可能性があります。有料老人ホームは特別養護老人ホームより高めですが、生活保護で賄える範囲の施設を選ぶことも可能です。しかし、数多くある施設の中から受入可能な施設を探すのは困難なため、老人ホーム紹介センターなどをうまく利用し、早めに施設探しをすることをおすすめします。