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2022/08/06
コラム

入居する老人ホームや介護施設の資料請求から入居するまでの流れ

入居する老人ホームや介護施設の資料請求から入居するまでの流れ

老人ホームや介護施設などの高齢者向け住まいへ入居するのは即断即決が難しいため、事前に入念な準備を行う必要があります。特に、入居までの流れを把握しておくことは早期に入居するために非常に重要なので、希望する高齢者向け住まいを探して契約・入居に至るまでの一連の流れを事前に確認しておきましょう。

老人ホームや介護施設は資料請求をして比較

施設選びの第一歩は、自分が入居したい老人ホームや介護施設をイメージし、希望する条件に合いそうな施設をピックアップすることから始まります。いくつか候補を見つけたら、それぞれの施設について詳しく知るため、資料請求をして実際の条件を比較してください。
比較』では、居室や設備をはじめとしたハード面と、要介護状態になったときにどのようなケアが受けられるかなどのソフト面の両方を確認し、自分に最も合う条件の施設を探しましょう。他には家族が面会に来ることも想定した場合、自宅から近いところにあるかなど施設の立地条件も考慮しておきましょう。
確認すべき点で重要なのが、入居時の一時金毎月の利用料などが予算に合っているかという点です。介護保険施設である特別養護老人ホームや老人福祉施設としてのケアハウスなど、公共性の高い施設はある程度の相場が決まっている一方で、民間業者が設置する有料老人ホームの料金は施設による差が大きいのです。

資料請求後は見学や体験入居で確認

請求した資料である程度老人ホームや介護施設の状況を把握したら、見学などを利用して直接施設内を確認してください。同日または近日中に複数の施設を見学すると比較検討がしやすいのでおすすめです。
通常の施設見学では日中の活動状況が分かりますが、可能であれば体験入居すると、夜間も含めた1日の流れ各スタッフの対応などをチェックでき、入居後の生活を具体的にイメージできます。
特に、家族主導で老人ホームを選ぶ場合は特に本人が体験入居を行うのがおすすめです。入居者に合わない施設では、老人ホームや介護施設と家族との緊急なやり取りが頻繁になるだけでなく、何より本人が快適に生活することができません。入居者本人の意向を尊重し、暮らしやすさを重要視して老人ホームや介護施設を選びましょう。

見学・体験入居後に行われる入居審査の内容

入居者本人や家族の意向が固まったら、入居申込みスタッフとの面談・施設内の入居審査を経て、入居決定・入居開始という流れです。
入居審査では、主に要介護度健康状態経済状況などから、入居の可否を総合的に判断します。特に要介護度や健康状態は日々の暮らしに直結する要素です。そのため要介護度によって優先順位が変わることもあります。また、特別な治療を要する疾病を抱える場合や共同生活が困難と判断された場合、入居不可となる可能性が高まるでしょう。
入居審査にあたっては、身元保証人の状況も重視されるのが特徴です。身元保証人は、入居者の緊急時の対応を担います。家族に頼めない場合は、後見人制度民間の保証会社を利用して入居することも可能です。

今回のまとめ

老人ホームや介護施設は、終の棲家になる可能性もあります。そのため入居を検討する際は、入居者が不安なく老後の生活を送れる施設であることが重要です。
入居者本人はもちろん、関係者の方も「自分が入居するなら」という観点で施設のサービス、入居費用などを比較し、見学や体験入居などを利用して最適な施設を見極めることをおすすめします。