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ロコモティブシンドローム(ロコモ)とは?症状やチェック方法、予防法を解説
ロコモティブシンドローム(ロコモ)は、運動器の障害のために移動機能の低下をきたした状態を言います。本記事では、ロコモの症状やチェック方法、予防法について解説します。
1.ロコモティブシンドローム(ロコモ)とは?
2.「もしかしてロコモかも?」と思ったときのチェック方法
3.ロコモティブシンドロームになる原因
4.ロコモティブシンドロームを予防する方法
5.まとめ
ロコモティブシンドローム(ロコモ)とは?
ロコモティブシンドローム(通称ロコモ)は、運動器の障害によって、立つ・歩くといった移動機能が低下した状態を指します。運動器とは、骨や関節、軟骨、筋肉、神経などの総称です。
ロコモが進行すると、将来介護が必要になるリスクが高まるため、早期の対策が重要です。
ロコモティブシンドロームの症状
ロコモの症状は、初期段階では軽度の筋力低下やバランス力の低下などですが、進行すると歩行が困難になり、転倒や骨折のリスクが高まります。
これにより「フレイル」と呼ばれる虚弱状態が進行し、介護が必要になることもあります。特に自覚症状がない場合でも、骨粗鬆症や変形性膝関節症が進行している場合があり、注意が必要です。
「もしかしてロコモかも?」と思ったときのチェック方法
ロコモかどうかをチェックするためには、厚生労働省が推奨する「ロコモ度テスト」を試してみるのがおすすめです。このテストでは、立ち上がりや片脚立ちのテストを通じて、自分の運動機能が低下しているかを確認できます。
詳細なテスト内容は、厚生労働省の資料(ロコモ度テスト)で確認してみましょう。
ロコモティブシンドロームになる原因
ロコモを引き起こす主な原因として、以下の3つが挙げられます。
・骨粗鬆症
骨密度が低下し、骨がもろくなることで、転倒時に骨折しやすくなります。
・変形性膝関節症
膝の軟骨がすり減ることで痛みや腫れを伴い、歩行が困難になります。
・脊柱管狭窄症
脊柱の中の神経が圧迫され、脚にしびれや痛みが生じ、歩行が困難になります。
運動器自体の疾患や、加齢による筋力や運動機能の低下も、大きな要因です。
ロコモティブシンドロームを予防する方法
ロコモティブシンドロームを予防するためには、日常的に適度な運動を取り入れることと、バランスの良い食生活が非常に重要です。
「ロコトレ」による対策について
ロコモを予防するための「ロコトレ(ロコモティブシンドローム予防トレーニング)」は、効果的な対策として広く推奨されています。以下の2つの運動を取り入れることで、運動機能を維持できます。
また、転倒しないように必ずつかまるものがあるところで行いましょう。
・片脚立ち
壁などに手をつかず、片脚立ちを10秒間維持することで、バランス感覚と筋力を鍛えます。左右交互に数セットずつ行うことがポイントです。
・スクワット
両足を肩幅に開いて立ち、椅子に腰かけるようにゆっくりと腰を落とします。膝が90°近く曲がるところまで落としたら、ゆっくり元の姿勢に戻します。これを30回ほど繰り返します。
無理のない範囲でゆっくりと行うことにより、効果を感じられます。
ちょっとした運動習慣を日々積み重ねていくことで予防が可能です。
定期的な運動を習慣にすることでロコモの進行を予防し、健康な生活を維持できます。
まとめ
ロコモティブシンドロームは、運動器の、障害によって移動機能が低下した状態です。
ロコモが進行すると、生活の質が大きく損なわれます。早期の発見と適切な運動により予防しましょう。
特に日常生活での運動習慣が重要であり、ロコモ度テストを定期的に行い、自分の運動機能を確認することが大切です。
ロコモの症状が進行する前に、予防策を講じましょう。
「JEUGIAカルチャーセンター イオンタウン有松」では、太極拳や気功を取り入れて、楽しくロコモティブシンドロームの予防に取り組んでいます。ゆったりとした動きで筋力やバランスを整えられ、運動機能の維持にぴったりです。
カルチャーセンターから徒歩約5分の「介護の窓口【ケアまど】老人ホーム紹介センター 有松相談所」でも、日常的に運動を取り入れた介護施設のご紹介をしています。興味のある方は、ぜひお気軽にご相談ください。介護の窓口【 ケアまど 】 老人ホーム紹介センター 有松相談所
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