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2024/06/17
コラム

親が老人ホームに入りたくない理由ってなに?深層心理まで解説

親が老人ホームに入りたくない理由ってなに?深層心理まで解説

親に「老人ホームに入りたくない」と言われることは、決して珍しいことではありません。どのような思いがあり、老人ホームを拒否しているのか理解できれば、話し合いの糸口が見つかるかもしれません。この記事では、多くの高齢者が老人ホームに入りたがらない以下の理由を詳しく分析し、深層心理まで解説します。

家族に面倒を見てほしいと思っている

老人ホームに入りたくない理由としてもっとも多いのが、家族に面倒を見てほしいと思っているためです。内閣府の「令和3年版高齢社会白書」によると、高齢者の半数以上が「家族に介護をしてもらいたい」と考えている結果となっています。加えて、見知らぬ人にトイレやお風呂のお世話をされるのが恥ずかしいと考える方もいます。

他人に世話されたくないといった考えが強い親に対しては、老人ホームで介護を担当するのはプロである点を強調し、ポジティブな印象を持てるようにすると良いでしょう。また、家族ではお世話に限界があることを率直に伝えるのも良いかもしれません。

見捨てられるのでは?と思っている

老人ホームに入る提案をされると、「家族に愛されていないのではないか」と誤解する方もいます。一度老人ホームに入ると、そのまま家族に見捨てられるかもしれないと不安になるようです。

この場合、親への思いを言葉にして、安心感を持ってもらうことが大切です。手厚いケアを受けてほしいこと、入居後も定期的に会いに行くことなどを伝えると良いでしょう。家族が親を大事に思っていることが伝われば、不安が解消されるかもしれません。

ずっと過ごしてきた自宅から離れたくない

自宅に愛着があり、離れたくないという方も少なくありません。思い出深い自宅や長年続けてきたライフスタイルから離れるのは、決して容易なことではありません。親の思いをじっくりと聞きながら、焦らずに気持ちを整理していく必要があります。

自宅から離れたくない理由を細かく見ていくと、周辺にある散歩コースが好き、通い続けているデイサービスをそのまま利用したい、ペットと離れたくないなど、さまざまな要素が見えてきます。細かい理由がわかると、自宅と似た周辺環境の施設や、介護サービスを継続できる施設を探したり、ペットと一緒に入れる施設など、入ってもいいと思える施設を見つける糸口となるかもしれません。

介護が必要になった自分を認めたくない

介護が必要になったことを認めると自尊心が傷つくため、老人ホームに入りたがらない方もいます。とくに認知症になった方は、自分の状態を受容できないケースが多いです。

家族の説得だけで現実的な状況を理解してもらえない場合は、医師やケアマネジャーに相談するのもひとつの手です。専門家に口添えしてもらうことで説得力が増し、聞き入れやすくなるケースもあります。

老人ホームにマイナスな印象を持っている

プライバシーがない、行動範囲が狭まるなど、老人ホームにマイナスな印象を持っている方もいます。実際には老人ホームにもさまざまなタイプがあり、個室や個別ケアを用意している施設もあります。ホテルやレストランのような雰囲気で、リラックスして過ごせる場所も少なくありません。

老人ホームに対するマイナスな印象を覆すために、まずは見学やショートステイに行ってみるのも良いでしょう。なるべく抵抗のない方法で老人ホームを体験してみることで、入居への一歩を進められるかもしれません。

まとめ

親が老人ホームに入りたがらない理由として、家族に面倒を見てもらいたい、見捨てられる気がするなどの理由が挙げられます。老人ホームへの入居を拒否される場合は、まず話をゆっくりと聞き、細かい理由を理解することが大切です。親への思いを伝えて安心させながら、老人ホームへの印象が良くなるよう少しずつ話を進めることが解決のポイントです。

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