飛島村の老人ホーム・介護施設紹介センターなら介護の窓口ケアまど

飛島村の概況

　飛島村は、愛知県の西南部、海部郡の南東端に位置します。
　約22.42ｋm2と小さな村ですが、北部は農村地帯、南部は臨海工業地帯となっており、昔ながらの、田園風景と名古屋港を中心とした貿易の拠点としての機能が共存しています。農村地帯では、水稲・麦・露地野菜・温室野菜・花卉等の栽培が盛んに行われています。また、一部では金魚の養殖も行われています。
　臨海工業地帯には、輸送関連会社・倉庫会社・木材関連事業所・鉄鋼関連事業所・火力発電所などが立地しており名古屋港の物流の重要な地域となっています。
　飛島村は、その面積のほとんどが開墾された土地。元禄6年に大宝新田、享和元年に飛島新田、明治12年に政成新田が開拓されました。その後、明治22年に飛島、服岡、政成の合併によって海西郡飛島村が成立し、明治39年には、大宝、八島、重宝を合併。昭和46年に名古屋港西部臨海地帯の西2区・4区が本村に編入されたことで現在の村域が形成されました。
　海抜ゼロメートル地帯で、度々水害に襲われ、伊勢湾台風の襲来には壊滅的な打撃を受けましたが、前述の「西部臨海工業地帯」の飛鳥村編入を機に、村の税収は激増し、日本一裕福な自治体へと大変貌しました。出産お祝い金・長寿お祝い金制度があり、住民サービスも手厚く、公共施設も充実していて豪華です。ただ、村全体の6割が市街化調整区域で、住宅・アパートの建設が困難なため、人口増加は見込めません。

飛島村の魅力：小中一貫教育の取り組み「飛鳥学園」

　飛島村には小学校と中学校が各１校しかなく、各学年の多くが１学級、この現状を利点として捉え、平成18年度から「小さくてもキラリと光る飛島村教育特区」を取り入れた小中一貫教育に取り組んでいます。
　3つの柱として「発達段階を考慮した指導」「基礎学力の充実・発展」「英語教育の充実」を掲げ、平成22年の4月に飛島学園が開校しました。
　「英語教育の充実」として、小学校で英語科を正規教科として取り入れ、小・中学校それぞれにＡＬＴを配置して実践的なコミュニケーション能力の充実を図っています。また、毎年夏休みには中学校2年生全員を対象とした海外派遣研修を実施しています。

飛島村の魅力：充実した公共施設

「すこやかセンター」は、身体の健康を管理するための「保健センター」、楽しく体力増進を図る「温水プール」「トレーニングルーム」、心豊かな生活のための「図書館」、高齢者とその家族を支援するための「飛島村地域包括支援センター」、子どもたちのすこやかな成長を応援する「児童館」の6つの施設を集合させた複合施設として平成8年にオープンしました。
他にも村内にはサッカー場やテニスコート、グランドや多くの公園が整備されています。

飛島村の高齢者施策

〔敬老金の贈呈・長寿奉祝金〕
　長寿をお祝いする敬老金として、毎年9月の敬老会の日には、80歳以上84歳以下の方には5,000円、85歳以上の方には10,000円が贈呈されます。
　また、「長寿奉祝金」は、満90歳のお誕生日に200,000円、満95歳は500,000円、満100歳には1,000,000円を贈呈するものです。

〔乳酸菌飲料支給〕
　在宅のひとり暮らし老人に対し、安否の確認を兼ねて、乳酸菌飲料を無料配布しています。

高齢化状況・介護資源

[高齢者（65歳以上）比率]
　飛島村：31.00％　　（愛知県：25.30％　全国：28.60％）

[入所系高齢者施設　施設数/定員数]
　❖介護保険施設　　施設数：3　　　定員：189　　　　　
　❖特定施設　　　　施設数：0　　　定員：0　　　　　

[入所系高齢者施設　75歳以上1千人あたりの施設数/定員数]
　❖介護保険施設　　施設数：4.04（全国平均：1.96）定員数：254.72（全国平均：77.35）　
　❖特定施設　　　　施設数：0.00（全国平均：0.31）定員数： 0.00（全国平均：16.08）

※）介護保険施設：小規模多機能型居宅介護、グループホーム,特別養護老人ホーム、介護老人保健施設、介護療養型医療施設　など
※） 特 定 施 設：有料老人ホーム、軽費老人ホーム、サ高住　など