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蟹江町は愛知県の西南部に位置し、総面積の11.09平方キロメートル全域が海抜0メートル地帯で、大小の河川面積が総面積の5分の1を占めるという地域特性をもっています。代表的な河川である蟹江川・日光川・福田川はそれぞれ南北に流れ伊勢湾に注いでいます。
「かにえ」と言う名が歴史の記録に初めて登場したのは1215年(建保3年)に記された「水野家文書」。そのころの蟹江は、一面海に囲まれた土地で、「蟹江郷」とか、「富吉荘」という名称で呼ばれていましたが、海辺に柳が茂り、多くの蟹が生息していたことから「蟹江」と呼ばれるようになったと伝えられます。
豊富な河川から得られる安らぎが蟹江町の大きな特色で、かつてこの地を訪れた文豪・吉川栄治も「東海の潮来」と称えました。
水郷の地の特性を活かした「須成祭」は、国指定重要無形民俗文化財であり、ユネスコ無形文化遺産にも登録されています。
特産品は「いちじく」。昔からいちじくの名産地で、最盛期の昭和14年ごろには名古屋方面へ向かう貨物列車を「いちじく列車」と呼ぶほどの収穫量がありました。今でも蓬莱柿(ほうらいし)やドーフィン、ホワイトゼノアの各品種が栽培されています。また、「いなまんじゅう」は、蟹江の郷土料理・名物料理で、見た目は普通の焼き魚ですが、中には銀杏やしいたけを練りこんだ豆味噌がぎっしり詰まっているという、ユニークなものです。
尾張温泉や冨吉温泉があり、近年は温泉の町としても知られています。
鉄道はJR関西本線と近鉄名古屋線が走っており、JR名古屋駅からJR蟹江駅までは約10分で行くことができます。道路は国道1号線などが通っている他、東名阪自動車道のインターチェンジも有しています。コミュニティバス「お散歩バス」が運行され、町内を巡っています。
須成祭は、蟹江町北部の須成地区にある冨吉建速神社・八剱社両社の祭礼として行われる川祭で、8月第1土曜日に宵祭、翌日曜日に朝祭が行われます。
この祭は、「車楽船(だんじりぶね)の川祭」と「神葭(みよし)の神事」の2部から構成されており、7月「稚児定め」から10月「棚下し」まで約100日間にかけて数々の祭事が行われ、別名「100日祭」とも言われています。
平成28年にユネスコ無形文化遺産に登録され、それを機に開設された「蟹江町観光交流センター 祭人(Sai-to)」は、須成祭や蟹江町の魅力を広く発信し、地域振興を目的とした飲食物や特産品を提供することで、地域の活性化・交流人口増加を目指した観光拠点施設。1階は観光交流センター、2階は須成祭ミュージアムになっています。
〔佐屋川創郷公園〕
水と人とのふれあいを大切にした「水郷のまちかにえ」のシンボル的存在です。水郷文化の拠点を表すモニュメントや、高さ13メートルの展望台があり、さまざまな景観を楽しむことができます。
〔希望の丘広場〕
旧県立蟹江高等学校跡地に社会教育を目的として整備されました。防災を兼ね備えた場所としても活用することができます。水害発生時に500人が一時避難可能な高台と芝生公園、散策路、バーベキュー場、フットサルコートを兼ね備えた町民憩いの公園です。
〔水辺スポット〕
蟹江川の水辺に整備されたこの公園は、園内に花菖蒲園、遊具を備えた町民憩いの場です。親水・憩い・ふれあいの場を提供し、健康で豊かな心を育むために整備されました。
〔蟹江町まちなか交流センター〕
平成22年に開設された「蟹江町まちなか交流センター」。通称:みちくさの駅楽人は、町民が主体となった活動を町全体の活性化につなげるとともに、だれもが気軽に訪れることのできる憩いの場、出会いの場、交流の場、情報発信の場として誕生しました。サークル仲間の集いや、作品の展示、中国語・英語などの語学教室や料理教室、親子陶芸教室などの各種講座・教室をはじめ、手作り野菜の販売・不定期でワンデイシェフによるランチの提供などが行われています。多世代の利用と交流がありますが、特に高齢者の方には、絵手紙教室、懐メロ教室などが人気です。
町のコミュニティバス「お散歩バス」の停留所となっていて、気軽に利用できます。
[高齢者(65歳以上)比率]
蟹江町:24.30% (愛知県:23.80% 全国:26.60%)
[入所系高齢者施設 施設数/定員数]
❖介護保険施設 施設数:6 定員:295
❖特定施設 施設数:1 定員:18
[入所系高齢者施設 75歳以上1千人あたりの施設数/定員数]
❖介護保険施設 施設数:1.52(全国平均:2.14) 定員数:74.66(全国平均:74.80)
❖特定施設 施設数:0.25(全国平均:0.31) 定員数:4.56(全国平均:17.99)
※)介護保険施設:小規模多機能型居宅介護、グループホーム,特別養護老人ホーム、介護老人保健施設、介護療養型医療施設 など
※) 特 定 施 設:有料老人ホーム、軽費老人ホーム、サ高住 など
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