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認知症ケアに必要な「想像力」のはなし2021年05月24日

認知症ケア経験がない人や、症状に関する知識が無い人が、認知症を発症した人に直面したとき、思いもよらない反応や言葉に驚くことは少なくないでしょう。

認知症を発症している高齢者の比率は、

■ 65歳以上の場合は15%

■ 85歳以上では55%

という調査結果が出ています。

 

また、2025年には認知症の高齢者は730万人に至ると予想されており、実に65歳以上の高齢者5人に1人が認知症高齢者になるということです。

 

認知症も他の疾患と同様に、加齢に伴う脳の機能変化が原因で起こる症状です。

家族や身近な人が認知症になってしまった際に困惑しないよう、どのように対応すればよいかを事前に知っておくことをおすすめします。

 

1.まずは認知症を「知ろう」

認知症サポーター

 認知症とは  

脳の神経細胞が減少し、自立した日常生活を送ることが困難になる症状

 

 認知症の種類  

【アルツハイマー型認知症】

アミロイドβなどの脳にある特殊なたんぱく質が蓄積することで発症します。

日本では一番多い認知症で、男性よりも女性の患者数が多いと言われています。

以前、日本における認知症は「脳血管性認知症」が一番多いとされていました。

しかし、ここ数年で、アルツハイマー型認知症が急増しています。

 

アルツハイマー型認知症が日本で増加した背景には、欧米型の食事形態に変化したことが原因であると言われています。

また、糖尿病を基礎疾患として持っている場合、アルツハイマーを発症する確率が2倍になるとされています。

 

【脳血管性認知症】

脳梗塞や脳出血が原因で、脳の機能に障害が起こり発症する認知症です。

 

【レビー小体型認知症】

特殊なたんぱく質レビー小体が大脳皮質や脳幹に集中することで起こる認知症です。

 

 中核症状と周辺症状  

また、認知症には「中核症状」と「周辺症状」という分類があります。

アルツハイマー型、脳血管性、レビー小体、いずれの認知症にも共通して、認知症は複数の症状が複合的に出現する症候群と言えるのです。

 

【中核症状】

「中核症状」の基本的な症状は、

「記憶障害」

「失見当識」

「判断力低下」

がり、脳機能の低下により必然的に起こる症状です。

 

周辺症状

残存する神経機能が反応して現れる症状を指します。

せん妄徘徊ものとられ妄想など、「周囲の人が目にしてわかる症状」を指しています。

この周辺症状は人によって異なり、同じタイプの認知症を発症した高齢者であっても、同じ症状が出るとは限りません

 

 第1段階:初期症状  

認知症は決して特別なことではなく、加齢に伴って誰もがなり得る症状であると言えます。

認知症の初期段階では「もの忘れ」が多くなります。

人の名前や言葉が出てこない、物をしまった場所を忘れるといった症状が多く、この段階では自立した生活が完全に阻害されるほどではありません。

こうした症状は高齢者と呼ばれる世代でない人にもよくありがちな現象のため、認知症の初期症状ということに気付かない人も多いでしょう。

 

 第2段階:軽度認知症害  

初期症状から進行すると、「軽度認知障害」といった症状に移行します。

この段階に至ると、

・集中力がなくなる

・何事にもやる気がわかなくなる

・今まで楽しめていたものが楽しくなくなる

といった、軽度の鬱に似た症状が出てきます。

この状況で内服治療や予防対策をしなかった場合3~4年のうちに認知症を発症すると言われています。

 

認知症と言っても様々な特徴があり、徘徊して家に帰れなくなるケースや、「ものとられ妄想」がひどくなって家族との諍いが増えてしまうケース、レビー正体型認知症の場合には幻覚、幻視、幻聴が出てくる場合もあります。

そのため、ご家族が認知症になって介護が必要となった場合、本人がどのタイプの認知症かを医師に診断してもらい、どういった症状が今後発症されるのかを事前に予測しておくことも大切です。

 

2.知ったうえで「どう対応するか」

認知症の対応

高齢者の介護において大切なポイントとされているのは「役立ち感を与えること」と言われています。

「自分は人の役に立っている」

「必要とされている」

と実感できることは、高齢者に限らず、誰にでも必要な自己肯定感と言えるでしょう。

 

認知症の高齢者にも、役立ち感は同じく大切なものです。

家事などでもできることはお願いし、それができた時には感謝の気持ちを伝えることで、達成感を持つことができます。

 

また、認知症が進行すると感情の起伏が激しくなったり、興奮、あるいは些細なことで怒りの感情を爆発させることもあります。

介護者にしてみれば、その怒りや興奮の原因が分からないため、関わりを避けたくなることもあるかもしれません。

 

しかし、認知症を発症しているからといって、理由もなく怒るということはありません。

認知症の方が興奮したり感情を爆発させた際には、その怒りを受け止め、まずはその感情が落ちつくよう傾聴したり、気持ちに寄り添い共感することが大切です。

間違っても、こちらも同じように興奮したり、大きな声を出してはいけません

 

そして、少しずつ落ち着いてきたら、何が原因で怒りを爆発させたのか、その理由を探っていくようにしましょう。

きっかけや原因を分析し、それが分かれば取り除き、できるだけ穏やかに過ごせるような環境づくりを心がけましょう。

 

3.ポイントは知識と「想像力」

想像力

認知症がどのような仕組みで発症するかを知り、今後どのような症状が出てくるかを事前に知っておくよう知識を得ることは、とても大切なことと言えます。

しかし、最も大切なことは「今、目の前にしている認知症の方が何を伝えたいのか」を考える「想像力」と言えます。

 

認知症の方は、脳の機能低下によって言いたいことをうまく伝えられない表現できない、という方が多いのです。

そのため、そうしたジレンマが鬱積して感情を爆発させてしまう人も少なくありません。

しかし、ケアを提供している側は「何故、怒っているのか」を推察することなく、ただなだめたり、あるいは叱責したりしてしまう場合もあります。

 

誰だって、理由がなくて怒る人はいません。

怒ったり興奮したりする時には、「原因」が存在します。

何が原因で感情が爆発したのかを探り、その原因を取り除くようにすることが、認知症の方をケアするうえで大切なポイントとなってきます。

 

認知症という症状は、記憶障害はあっても、嫌なことや不快な感情は残りやすいと言われています。

考えたら、私たちも少なからず同じです。

誰だって、自分が怒っている理由をくみ取ってもらえることなく相手に叱責されたら、嫌な感情だけが残ってしまいます。

 

しかし、私たちはそうした時に、理性などを総動員して、相手に自分の気持ちを伝えることができます。

それができない認知症の方々は、どれほどのジレンマを抱えていることでしょう。

 

相手の立場に立ってものを考える」ということが、認知症のケアにとってはとても大切なポイントとなるのです。

想像力を働かせて、認知症の方々はどんな思いを抱えているのかを考えながら、ケアを提供していくことが大切です。

 

【おわりに…】

認知症高齢者の介護は、決して簡単なことではありません。

そのため、認知症の方を在宅で介護しているご家族は心労も重ねられていることでしょう。

その際には、認知症に関わってきた専門家の力を借りることをおすすめします。

介護保険サービスの利用を検討したり、実際に利用しているサービスの担当者や、ケアマネージャーに、対応を相談するのも良いでしょう。

また、在宅での介護に限界を感じたら、老人ホームへの入居を検討することも、ひとつの手段です。

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