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愛するペットと共に暮らす老人ホーム2019年05月20日

犬、猫、ウサギ、ハムスターなど、現代では多くの世帯が様々なペットと共に生活しています。
家の中にペットがいることで空気が和らぎ、何気ない仕草や寝ている姿に心が癒されることと思います。
高齢の方もその例外ではなく、予後の暮らしのなかで癒しや生きがいをペットに見出している人は多いでしょう。

 

犬や猫と暮らす高齢者はどれくらいいるのか

ペットと共に暮らす高齢者仕事や子どもから手が離れ、生活にゆとりができることで、犬や猫などのペットと暮らす高齢者の数は年々増加傾向にあります。
ですが、飼い主が高齢者の場合、老人ホームや介護施設への入所の必要性が出てきた時に、大切にしてきたペットはどうなってしまうのかと不安を抱えながら生活する高齢者も数多くいるようです。
家族同様の存在であるペットと暮らし続けたいという高齢者向けに、近年では入所型施設の中にもペットセラピーを取り入れている施設や、ペットと一緒に入居できる老人ホームなどがでてきています。
医学の進歩により平均寿命が延び、昔よりも長生きできるようになりました。その長い人生の中で、充実感を得ながら心豊かに生活していくための精神的な支えとして、動物とのふれあいは有効的だといえます。
なかでもドッグセラピーは、認知症の症状改善がみられるという報告もあがっており、注目されています。

 

「ペット可」の賃貸住宅が少ない理由

ペットによる住宅トラブル高齢者だけでなくペットを飼う人は年々増加しています。
ですが、賃貸でもペットの飼える物件はあまり多くありません。物件探しの際に希望条件に「ペット可」を選択すると、候補は一気に10分の1程度にまで減ってしまいます。それに加え、ペット可の物件は比較的築年数が古く、駅から遠い場所が多くなりがちです。
やはり、猫に壁や柱にひっかき傷をつけられたり、犬が吠えて近隣トラブルになるリスクを恐れて、受け入れにくい傾向にあるのでしょう。実際、ペットによる騒音問題やニオイが原因のトラブルも、決して少なくはありません。

 

どんな施設があるのか

そもそも、介護施設にはどんな施設の種類があるのでしょうか。
まず一つ目に介護付き有料老人ホームがあります。
24時間常駐している専門スタッフによるサービスが受けられる施設で、介護費用は介護度に応じて決まっているので、毎月料金が大きく変動することはあまりありません。一人暮らしが難しくなった高齢者が終の棲家としても安心して生活ができる施設です。

二つ目に、住宅型有料老人ホームがあります。
有料老人ホームの中では最も施設の数が多く、サービス内容や特徴は施設ごとに違いがあります。。
見守り、安否確認をはじめ、食事、清掃、買い物などの生活援助に加え、レクリエーションの提供などを行います。
介護付き有料老人ホームとの大きな違いは、在宅の時と同じように介護や看護を受けたい場合には、訪問系の外部サービスとの契約を別に行います。サービスを使った量に応じた金額になるので、月によって料金が変動することがあります。
住宅型の有料老人ホームの中には、訪問系サービス事業所やデイサービスなどが施設と併設している場合もあるので、事前に確認しておくと良いでしょう。

三つめに、老健と呼ばれる介護老人保健施設があります。
こちらは要介護1以上の認定を受けた方が入居できます。原則的には、入院していた高齢者や体力や筋力が落ちてしまい在宅生活が困難になった高齢者が、機能回復の目的で短期間入所する施設で、理学療法士や作業療法士などの専門職によるリハビリを受けることができます。

四つ目は介護医病院です。
こちらも要介護1以上の高齢者が入居できます。
在宅では困難な医療を必要とする高齢者向けの介護付き病院で、医療ケアが充実しています。受け入れ枠は決して多くなく、より介護度の高い方が入所される傾向があります。

五つ目ですが、特養と呼ばれる特別養護老人ホームがあります。
原則、要介護3以上の65歳以上の高齢者が入居でき、有料老人ホーム同様、レクリエーションの提供などもあります。
公共型施設のため費用が安く、地域によっては多くの入居待機者がいることもある人気の高い施設です。
ただし、申し込み順ではなく必要度に応じた順番で入所していくため、比較的重度の要介護状態か認知症を患っている人の入居が優先される傾向にあります。

六つ目にサービス付き高齢者向け住宅があります。
こちらは、比較的元気な高齢者向けの施設で、介護サービス付きの集合住宅になります。
外部サービスを組み合わせることも可能ですが、施設として行うサービスは安否確認と生活相談が中心となります。

七つ目にシニア向け分譲マンションがあります。
こちらは、夫婦の内どちらかが50歳以上であれば入居できます。医療、介護サービスは外部の事業者と提携した、一般のマンションとほぼ変わらない住居です。
介護サービスは一切ないものの、建物の設備はバリアフリーが充実しています。

最後にケアハウスがあります。
こちらは、自立または要支援者、また一人暮らしが心配な高齢者が入居できます。また、ケアハウスの中で特定施設入居者生活介護と認定されている施設では、サポート体制が整っているため要介護度が高くなっても入居継続が可能です。
比較的低価格のケアハウスは人気があるものの、施設数は自治体で規制されているので、受け入れ枠が限定的です。

ペットと入居可能な介護施設上記にあげた中には、「ペットと入居可能」と、ペットを受け入れている施設があります。
こうした施設は有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅といった民間型施設が多いでしょう。
ペットの入居の可否と同時に、入居者の介護レベルに施設サービスがあっているかも大切なポイントです。

ペットと入居可の施設が見つかった場合、どんなことを確認しておく必要があるでしょうか。
例えば入居者が、体調が悪くペットの世話ができない場合、代わりに施設の職員が世話をしてくれるのかどうか。
施設の敷地内に、ペットの行動可能な範囲がどれだけあるのか、というのも重要ではないでしょうか。
自室だけであるのか、共有スペースがあるのか、自由に散歩してよいのかなど、事前に確認をするとよいでしょう。
さらに、ペットが動き回れるペット用設備も必要でしょう。ドッグランやペット用シャワー、猫のとまり木といった設備が備えてあるのか、持ち込んでも良いのかということも確認が必要です。
また、入居者がペットより先にご逝去された場合、残されたペットはどうなってしまうのかということもきちんと考えておかなければなりません。ご家族や保証人に引き取ってもらうケースが多いのですが、一部の施設では、入居者が亡くなったあとも、代わりに世話をしてくれるところもあるようです。

家族同様の存在であるペットです。トラブルは未然に防ぎ、入居者はもちろん、大切なペットに合った施設をみつけてあげてください。
愛知県名古屋市では、ペットの受け入れが可能な施設は少しずつですが増加しています。
ですが、ペットと入居したいと考える方の応募は集中しており、空きが少ない状態になっているのが現状です。
今後、高齢化がすすむにつれ、ペットを飼う高齢者はますます増えていくことと思います。
愛するペットとふれあう時間は、何よりもいきがいになるのではないでしょうか。
そのためにも、ペットに対応できるスタッフの育成や、近隣の動物病院の連携、設備を整えるといった高齢者施設のペット問題に力を入れ、かわいいペットといつまでも穏やかな生活が送れるよう、今後ますます施設は多様化を求められていくでしょう。

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