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高齢者世帯における『 防災 』2019年09月02日

高齢者世帯の増加は近年さまざまな面でたくさんの課題を抱えています。

 

核家族化・過疎化が進み、高齢者だけの独居世帯、老老介護を行っている世帯などが増えてきているのは周知の事実で、愛知県名古屋市も例外ではありません。昔のような親しい近所付き合いも減り、いざという時に頼れる隣人も少なくなってきていることから、

 

災害時に高齢者世帯や介護施設・老人ホームの入居者がどのように対処をすればよいのか、防災についてどのように取り組めばよいのかという点については、日頃から備えを行い、緊急時の連絡手段等を確保しておく必要があります。

 

1.地震で気を付けたいこと 

地域の緊急避難場所を確認する

地震のような天災は思いがけない時にやってくるものです。
日本は地震大国といわれ、近年ではいつどこで大きな地震が起きてもおかしくないと言われています。

 

高齢者世帯では地震に対する備えを日頃から留意し、準備をしておきましょう。

 

① 家の中で安全な場所を知っておく
落下物がなく柱のあるところ(例えばトイレなど)を確認しておきましょう。特に玄関については出口が塞がれてしまうことのないように、高い家具を置いたり不要のものを置いたりすることはやめましょう。

 

② 地域の緊急避難場所を確認する
どのくらいの距離か、道順はどうかなど実際に歩いてみるなどして、かかる時間や危険な箇所を事前に確認してください。

 

③ 家具を固定し倒れたり動かないようにしておく
特にテレビ・冷蔵庫・食器棚などは地震の際に非常に危険です。脱出経路確保のために家の中は常に片づけるようにしておくことも忘れないようにしましょう。

 

④ 万が一の時の緊急連絡先や家族との連絡方法を決めておく

 

⑤ 薬とおくすり手帳を持ち出せるようにしておく
持病があり薬を服用している場合は、避難が長期化した場合に医薬品が不足してしまうという不測の事態を招く場合もあるので、すぐに持ち出せる準備が必要です。

 

では、実際に地震が起きたらどう対処すればよいのでしょうか。

 

① 周囲に気を付けて、机の下など速やかに安全な場所に移動する

 

② 自身の二次災害を防ぐ
火事を防ぐため、火を使っている場合にはすぐに消し、避難をする際はガスの元栓を締め電気のブレーカーを落としましょう。

 

③ 避難経路を確保する
閉じ込められないよう窓や玄関のドアを開けたりして、逃げられる通路を確保します。エレベーターがある場合でも被災した場合では、階段で避難するようにしましょう。

 

④ すぐに表に飛び出さずに揺れが治まってから避難場所へ
普段から車を使用しているご家庭ではつい車を使用したくなってしまいますが、避難するときに車は使用しないのが鉄則です。頭を守る物や足を守る物を身に着けてから避難することも忘れないようにしましょう。

 

地震の時には二次災害を防ぐこと身の安全を確保することが最優先です。

 

地震に関しては詳しい予測はまだ行えません。急に地震に襲われると非常に驚き動揺してしまいがちですが、落ち着いて行動するよう心がけましょう。

 

2.水害に対する意識が生死を分ける 

災害・避難情報の種類

近年はゲリラ豪雨や線状降水帯による長時間の強い降水によって水害が急増しています。土石流やがけ崩れ・河川の氾濫などによって亡くなる高齢者の方も少なくありません。避難勧告が出ている地域であるにもかかわらず、避難をせずに被災してしまうというケースが増えてます。

 

国や自治体が災害への避難を呼びかける情報には3種類あります。

 

■危険度1:避難準備高齢者等避難開始=警戒レベル3
高齢者・障害者など避難に時間がかかる人へ向けた避難の勧告
■危険度2:避難勧告         =警戒レベル4
対象とする地域の人すべてに対して避難を開始するように行う勧告
■危険度3:避難指示(緊急)     =警戒レベル4
火災や洪水などの被害が顕著に予想される場合に出される指示

 

危険度は3が一番高いものになりますが、
高齢者の方や避難に時間のかかる方は1の時点で避難を開始する必要があります。

 

ここ数年の水害で見られる傾向は、避難に関する勧告が出ている時点で避難を開始せず、その後急速に状況が悪化し自宅で被災するというケースです。

 

「今までは大丈夫だったから今回も大丈夫」という慢心ハザードマップを把握していない避難に時間がかかることを自覚できていないなど、自分自身の状況を理解できてないことが原因で、被害を大きくしてしまうのです。

 

また身体の不自由な方においては、避難勧告が発令されていることに気付いていないということも考えられます。

 

避難というものに対する意識を高めていないと、自治体が行う避難勧告も意味を成しません。火が身近に迫ってから、水位が上昇して冠水してからでは避難自体も難しくなるのです。

 

避難勧告は危険度が低い状態でも発令されます。
そのため「避難勧告が出たけれど何もなかった」という状況は十分に起こり得るのです。オオカミ少年のような感覚で「またか。いつもと同じように大丈夫だろう」という危機感の低さが多くの犠牲者を出す大規模な災害となってしまうのです。

 

3.最新の防災情報について 

地域と連携し早めに避難を開始

 

 

自然災害の危険を国や自治体が発表する「防災情報」の運用が変わり、厚生労働省が周知するよう呼びかけています。

 

最新の防災情報は、これまでの「避難指示」「避難勧告」「避難準備」という段階に加えて、
警戒レベル」を1~5段階に分けて公表しています。

 

警戒レベル1:災害に対する準備を行い心構えをしておく
警戒レベル2:避難することを前提としハザードマップなどによる情報収集を行う
警戒レベル3:高齢者・障害者など避難に時間のかかる人は避難を開始する
警戒レベル4:対象地域の住民は速やかに避難を開始する
警戒レベル5:命を守るための行動をとる

 

警戒レベルは1から順に危険度が高くなり、5が最高レベルになります。避難に時間がかかる方がいることを考慮し、国や自治体は早め早めの発令を行うように指導されています。

 

ちなみに天気予報などで発表される洪水注意報大雨注意報など警戒レベル2該当します。注意報が出された時点で、避難を考えておかなくてはいけないということになります。

 

洪水警報大雨警報警戒レベル3です。警報が出たら避難に時間のかかる可能性のある人は避難所への避難を開始したり、そのような家族がいる場合は避難を促すことも大切です。

 

国はよりわかりやすい言葉で危険を知らせることができるよう、警戒レベルを明確に分類していますが、高齢者の世帯ではさまざまな事情で防災情報を聞き逃してしまうことも少なくありません。

 

地域の連携として、高齢者世帯への呼びかけなども積極的に行うようにも指導されています。

 

 おわりに… 

 

ここ数年の「驚異的」で「前代未聞」の自然災害で犠牲になられた方の中には、高齢者の方や障がい者の方など避難に時間のかかる方が多くいらっしゃいます。避難に対し抵抗がある、大丈夫だろうという安心感から避難が遅れるということも考えられますが、最近の自然災害は我々の想像を絶するものがあります。「観測史上初」という言葉がよく使われるような桁違いのレベルで襲い掛かってくるのです。

 

自然の脅威の前に私たちは無力です。高齢者の方はぜひ日頃から近所や行政とコミュニケーションをとり、緊急の避難の際は救助が必要になるということを知っておいてもらいましょう。日頃からの準備とお互いに声掛けを行うこと、これが高齢者世帯における災害時のキーポイントとなるのです。

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